クロマツ剪定の時期や方法について解説!盆栽で育てるコツもご紹介

クロマツ剪定の時期や方法について解説!盆栽で育てるコツもご紹介

クロマツ剪定は、【1年間のスケジュール】を頭に入れておく必要があります。クロマツは1年を通してお世話が必要な樹木だからです。ほかの庭木と比べてこまめにお世話をしないと、樹形が崩れるだけでなく生育も悪くなってしまいます。

また、風通しが悪くなると病害虫が発生することもあるため、決まった時期に適切な剪定を欠かさずおこなうことが重要です。

このコラムでは、クロマツ剪定を1年間のスケジュールで把握できるようにまとめています。また、庭木だけでなく盆栽としても人気なクロマツの上手な育て方についてもご紹介していますので、参考にしてみてください。

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目次

クロマツ剪定【1年間のスケジュール】

クロマツは幹の色が黒っぽいことから、その名前がついたとされています。そんなクロマツは潮風に強いため海岸付近でみられることが多いですが、その立派な樹形を楽しむために庭木や盆栽としても人気です。

クロマツをより美しく元気よく育てるため、ここではクロマツ剪定の1年間のスケジュールをご紹介していきましょう。

2月~3月の剪定

2月~3月の剪定

この時期におこなう剪定は、クロマツを盆栽として育てている場合のものです。2~3月は新芽が芽吹きはじめるなど活動が活発化する時期であるため、強い剪定をおこなっても傷の治りが早いとされています。そのため、針金かけをおこないましょう。

針金かけとは松の木に銅線やアルミ線を巻きつけて、樹形を整える剪定のことです。針金かけをおこなうことで枝の向きを矯正し、日当たりや風通しをよくすることができるため、病害虫予防にもなります。

針金は枝が曲がる範囲の細めのものを用意しましょう。針金の長さは枝の長さの1.5倍ほど長めに切っておくと作業がしやすくなります。

<針金かけの方法>

まずはお好みの形になるように、樹形の構想を決めておきましょう。樹形が決まったら、針金を巻き付けていきます。巻き付け方のコツは、葉や芽を傷つけないように、先に指で枝を曲げて慣らしてから針金で固定していくことです。先に針金を巻き付けてから枝を曲げようとすると、枝が耐えられず組織が傷んでしまうことがあるからです。

針金を巻き付ける強さは、きつく締めすぎると幹に傷がついてしまうので、弱くなりすぎないように枝に沿って巻き付けていきましょう。

3月~4月の剪定

3~4月は根の剪定(植え替え)をおこなうのに適している時期です。こちらもクロマツを盆栽として育てている場合におこないます。まず、赤玉土と砂を5:5の比率で混ぜ合わせてた用土を準備してください。次に、古い土は取り除いて根を3分の1程度に切り詰めてから植え替えていきます。2~3年に1回のペースで植え替えしてあげるとよいでしょう。

4月~5月の剪定

4~5月は松の木に共通しておこなわれる「ミドリ摘み」という剪定をおこないます。ミドリ摘みとは、簡単にいうと芽摘みのことです。松の木から生える新芽をミドリということから、ミドリ摘みと呼ばれるようになったようです。ミドリ摘みをおこなうことで、後に枝が生えすぎてしまうのを防ぐことができます。

1カ所から芽が1つだけ生えている場合は、根元を2~3cmほど残して摘み取ります。芽が3つ生えている場合は、真ん中の目を根元から摘み取りましょう。芽の色が茶色く変色している場合は、すべて取り除いておきます。作業の際は、園芸用のはさみなどは使用せず、素手でちぎっていきましょう。

6月~7月の剪定

4~5月にミドリ摘みをおこなわなかった場合は、「芽切り」をします。芽切りとは、伸びた新芽を剪定バサミで切り落とす作業です。芽切りをすることで、後から伸びてくる二番芽が芽吹きやすくなります。

<芽切りのコツ>

  • 一度にすべての芽を切り取るのではなく、数日~数週間にわけて作業をおこなう
  • 全体のバランスをみながら、弱いものから切っていく

8月~9月の剪定

その年に伸びた枝が伸び過ぎていたら、切り落としておきます。この作業を「中芽切り」といいます。中芽切りをしておくことで、秋から翌年の春の芽つきがよくなるのです。枝が3方向に伸びていたら、真ん中の枝を切り落としていきます。葉の量も多くなっている場合は、適度に抜いてバランスを整えておきましょう。

10月~12月の剪定

この時期はクロマツが休眠時期に入り、枝を切っても樹液の分泌が少ないため、不要枝の剪定をしておきます。不要枝とは樹形を崩していたり、風通しを悪くしていたりするような枝です。

うまく仕上げるには、『上から下』『奥から手前』の順に剪定していくと作業がしやすいためおすすめです。また、『Yの字』を意識して剪定していくと、見栄えがよくなります。

古い葉が残っていると日当たりや風通しが悪くなり、見た目も悪くなってしまうため、不要枝の剪定と同じタイミングでむしっておきましょう。ちなみに、古葉をむしる作業は一般的に「もみあげ」と呼ばれています。

剪定をプロに依頼するメリット

クロマツは、ほぼ1年を通してお世話の必要な樹木です。とくに根の剪定や強い剪定はクロマツに大きな負担をかけてしまう作業なため、失敗してしまうと枯れる原因になってしまうかもしれません。そんなクロマツの剪定は業者に任せてみてはいかがでしょうか?

剪定業者の力を借りれば、苦手とする剪定だけ依頼することができます。さらに、クロマツにとって最適な方法で剪定してもらえるため、見た目だけでなく生育環境も整えてもらえる点がメリットです。

弊社ではお庭の総合的なお手入れができる業者をご紹介しています。クロマツの剪定ができる業者のご紹介も可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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クロマツを盆栽として育てるコツ

場所をとらずに手軽に鑑賞したいという場合、クロマツを盆栽として育てるという方法もあります。盆栽なら、大きなお庭がなくてもベランダやちょっとしたスペースでも育てることができます。安いものだと1万円以内で購入できるものもあるため、盆栽を初めて育てる方にとっても気軽にはじめられるのではないでしょうか。

ここではクロマツを盆栽として育てる際のコツについてご紹介してきましょう。

水やりと肥料

クロマツを育てるコツ

水は基本的に朝と夕方の2回与えるようにします。ただし、乾き気味を好むため、水を与えすぎないようにしましょう。春や秋は土の乾き具合をみて1日に1回、冬は3日に1回程度でも大丈夫です。

肥料は4~9月のあいだ、梅雨時と真夏は除き、月1回を目安に有機性の固形肥料や油かすを与えるようにします。秋はリン酸やカリウムの配合を増やすと、株や根の生育がよくなります。

育てる場所

日当たりがよく風通しのよい場所を好むため、室外管理がおすすめです。冬は冷たい風や霜があたらないように、軒下などに移しておくとよいでしょう。

病害虫予防

その年に芽吹いた梢にアブラムシがつくことがあります。アブラムシが繁殖すると、葉が黄色くなった後に落葉し、樹勢がだんだん弱くなってしまいます。春に発生しやすいため、冬のあいだに薬剤を散布して予防しておきましょう。

また、気温と湿度が高くなると葉ふるい病という薄い茶色の斑点ができて、葉がふるい落ちてしまう病気にかかるおそれがあります。そのため、予防法として梅雨から夏の雨が降る前と後に薬剤を散布しておくようにしましょう。

使用する薬剤については、園芸用品を扱うホームセンターなどの店員さんにおすすめのものを聞くようにしましょう。

ここまで、クロマツの剪定方法や育て方についてご紹介してきました。先述のとおり、クロマツは水やりなどの日々のお手入れのほか、ほぼ1年中お手入れを必要とする樹木です。そのため、時間がとれないとおろそかになってしまうところもあるかもしれません。

なかなかお手入れに時間がとれないときは、業者に依頼して剪定をしてもらうという方法もあります。料金はかかりますが、クロマツの生育環境を整えて美しい仕上がりにしてもらうことができます。そこで次の章では、クロマツの剪定にかかる費用についてご紹介していきましょう。

クロマツ剪定の費用相場

松の木の剪定費用は、業者や地域によって少しずつ異なります。また、日当制と単価制といった料金システムの違いによっても異なるため、それぞれについてご紹介しておきましょう。

・日当制
職人の1日の作業に対して算出されます。費用相場は1万5千円~3万円程度です。

・単価制
木1本あたりに対して算出され、費用相場は木の高さによって異なります。3メートルほどの低木だと【3,000円前後/1本】、3~5メートルの中木だと【約6,000~7,000円】、5~7メートルの高木だと【約1万5千円~1万7千円】が目安となります。

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ご紹介したように、単価制だと剪定したい木が1本だけといった場合、日当制よりも費用をおさえることが可能です。反対に剪定したい庭木の本数が多い場合は、日当制のほうが安くなる場合もあるため、まずは複数の業者から見積りをとって比較検討することをおすすめします。

弊社では、庭木の剪定だけでなく、草刈りや芝刈りといったお庭の総合的なメンテナンスができる業者のご紹介が可能です。もちろん、「クロマツの木を1本だけ剪定したい!」というご要望にもお応えできるよう対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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