松の木の剪定ポイント|初めての人が知っておきたい情報まとめ

松の木のお手入れは複雑!?

松の木のお手入れはほかの木に比べて複雑だと言われます。さまざまな作業が必要であり、松の木以外ではおこなうことのない作業もあるからです。

松の木のお手入れの基本である「目摘み」と「剪定」を中心に、松の種類やお手入れ時に気をつけたいポイントなどをご紹介します。お庭の松が立派に成長するためにはどのような点に気をつけ、何をしたらよいのか、考えていきましょう。

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松の種類は3つ!その特徴

日本にはさまざまな種類の松が存在していますが、お庭で好んで育てられるのは黒松・赤松・五葉松の3つです。種類によって枝や葉に異なる特徴があります。剪定や芽摘みの際にはそれぞれの特徴に合わせた方法で施すことが大切になりますので、まずはご自身が育てている松の木の特徴をつかむことから始めましょう。

・赤松(雌松)
松のなかでも日本でもっともよく見かける、常緑の針葉樹林です。幹の表面が赤茶をしていることから「赤松」と名付けられました。葉が柔らかめで、細目なのが特徴です。とても繊細で、剪定で葉を落としすぎると弱ってしまうので、加減が必要です。

・黒松(雄松)
海岸に植えられることが多い、丈夫な品種です。松葉1つにつき、針が2つついています。葉が固くとがっており、指に刺さると痛いです。見た目は赤松と非常によく似ていますが、幹が黒っぽいく、枝が太い点で見分けることができます。丁寧にお手入れをして育てると、40mもの大きさになることもあるようです。

・五葉松(姫子松)
庭木としてだけでなく、盆栽としても愛されている種類です。幹は暗めの褐色をしており、黒松と違って松葉1つごとに、5㎝くらいの長さの5本の針がつくのが特徴です。大きいと15mを超えるものもあります。松かさは卵のような楕円形をしています。

春には「芽摘み(緑摘み)」が大切

春には「芽摘み(緑摘み)」が大切

春に大切なのが、緑摘みとも呼ばれる芽摘みです。芽摘みは樹勢をコントロールし、樹木全体のバランスを整えるために大切なお手入れです。

芽摘みはちょうど芽が伸びてくる5月から6月におこないます。この時期に伸びてきた新しい芽を摘んでおくことで、成長する葉を減らすことができるので、秋・冬におこなうもみあげの作業が手軽になります。

松の芽摘みでのターゲットは黄色をした新芽です。黄色い新芽は指に力を入れると、ポキッと折ることができます。3つほど生えている芽のうち、真ん中の芽を根元からしっかりと取り除くことが上手な芽摘みのコツです。真ん中の芽は成長力が強く、すぐに伸びてしまうからです。残った2本の芽は根元を5㎜程度残して折ります。

全ての芽を摘めばよいというわけではありません。樹全体のバランスを考えながら、摘む芽と摘まない芽を判断することが重要になります。枝を増やして樹の左右のバランスを整えたいときは、枝を増やしたい場所の芽は残しておきましょう。

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冬の松の木剪定の基本!「もみあげと透かし剪定」

冬は松の剪定にぴったりの時期です。2つの剪定方法で、松の樹形と健康を整えます。

●もみあげ
もみあげとは、棘のような特殊な形状をした古い松の葉を手作業でむしることです。もみあげは11月から2月の間におこなうのが理想です。若い葉と古い葉を見分けながら、若い葉を8対分くらい残すように間引きます。

●透かし剪定
透かし剪定とは葉を減らす作業のことで、10月から1月が適期です。常緑である松にとって、日光は必要不可欠です。葉が茂っているとひとつひとつの葉が日光浴しづらくなってしまうため、葉を間引くことで、健康的に成長できるよう促すことができます。また、害虫予防にも効果的です。

透かし剪定をするときは、出来上がった樹形を想像しながら作業します。Y字型をしている枝の真ん中の枝や、重なり合っている枝などを中心に、不必要な枝だけを切り落とすのがポイントです。奥から手前に向かって、または、上から下方向に、枝の根元を切り落とします。

松の木のお手入れポイント

松の木のお手入れポイント

松の木の剪定や芽摘みをおこなうときは、まず服装に気をつける必要があります。松の木にはヤニと呼ばれる樹液がたっぷりとあり、これが服に付着すると洗濯機で洗っても落とすことができません。作業を始める前に、汚れてもよい服装に必ず着替えましょう。

お手入れでもうひとつ大切なのが、害虫予防です。松の木は「松くい虫」と呼ばれる害虫の被害に遭いやすいです。松くい虫は目には見えないほど小さな病原菌の一種で、マツノマダラカミキリという虫にひっついて松にやってきます。

この病気にかかると松の葉が赤色になり、やがて枯れてしまいます。放っておくと周囲の松に伝染してしまうので、発見次第すぐに伐採し、切った木を燻製するなどの処置をとらなければなりません。薬剤散布をすることで予防が可能です。

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松の木を育てるのは難しい?独特なお手入れは案外厄介かも

これまでご紹介したように、剪定や芽摘み、病気対策など、松の木を育てる過程にはやるべきことがたくさんあります。また、芽摘みやもみあげなどの作業は、ほかの種類の庭木剪定ではおこなわない独特の作業なので、松に慣れていないと方法がうやむやになり失敗しがちです。剪定でも切る枝や葉を見分けながらおこなう必要があります。

このようなさまざまな理由から、松の木を自分で育てるのは難しいと言われます。
自分で取り組むことが難しいと感じる作業や、時間がかかったり面倒だと感じてしまったりする作業は、お庭のプロにお任せするのも上手に松の木を育てるコツです。自分でできることは自分でおこない、できないことだけを任せる。このようにして、賢く松の木を立派に育てましょう。

まとめ

日本で庭木として植えられる松の木には、赤松、黒松、五葉松が多いです。松の木を育てる過程でとくに重要なのが、芽摘み(緑摘み)と剪定作業です。これらの作業は樹全体のバランスを意識しながらおこなうことが重要です。

そのほかにも、病気の対策などさまざまな作業があります。また、松の木にはヤニがあるため、汚れてもよい服装で作業することは忘れないようにしましょう。

松の木を育てるには手間がかかりますが、業者に任せたいけれどもそれほどお金をかけられない、という方もいらっしゃるでしょう。「できることは自分で、難しい作業は業者に」というように、工夫しながら素敵な松の木を育てましょう。

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