- 草むしりを効率的に進めたい
- できるだけ負担を減らしたい
- もっとスムーズにできるコツを知りたい
このような方にこそ読んでほしい、草むしりのコツや効率的に作業をすすめる方法をお伝えします!
じつはあなたの草むしりの悩みや負担は、道具の選び方が間違っているのかもしれません。
初心者の方でも使いやすく、それぞれの悩みが解決できるような道具の選び方をはじめ、少しでも負担を減らすコツや次回の除草がラクになる除草予防など幅広くご紹介しています。
「もう草むしりで悩みたくない!」その解決策がここにありますよ!
目次
お庭の草むしりを簡単にすませるコツ
最初に、基本的なコツをご紹介します。とても簡単なことですが、これを知っておくだけで草むしりがずいぶんとラクに感じるでしょう。ぜひみなさん、覚えておいてください。
草むしりは時期やタイミングが大事
草むしりには、作業しやすいベストな時期とタイミングがあります。
・雨の翌日は柔らかい
乾いた地面は固く、なかなか根が抜けません。そこで雨が降った次の日が狙い目です。地面の土が柔らかく少ない力でも、根を引っ張るとスッと抜けやすくなっています
ちょうどよく雨が降らないときは、水を撒いておけば雨の日と同じ状況が作れるので、晴れ続きでも問題ありません。
・草むしりは朝が最適
太陽が上がりきった昼間は紫外線も強く、日差しが強いので少し動くだけでも体への負担が大きいです。
夏場はとくに熱中症にもなりやすく、注意しないと危険です。そのため、比較的日差しも弱く涼しい朝方に草むしりをするといいでしょう。
これはおさえたい草むしりのコツ5点
ここでは草むしりをおこなうときに作業を効率よくすすめるためのコツをポイントごとにわかりやすく解説していきます。
草むしりで気になることは?道具選びで解決!
この章では、悩み別に道具をご紹介いたします。道具をちゃんと選ぶことで負担が軽減できるのに、間違った道具を使い続けている方が多くいます。
それではあなたにとって最適な道具を一緒に探していきましょう。
手軽に草むしりをしたい
細かなことは気にせず、手軽に除草したい方には
![]() ・ねじり鎌 |
![]() ・ハンディ草取り器 |
をおすすめします。
ねじり鎌は土ごと刃を食い込ませ、土とともに雑草の根も引っ張りあげます。
ガツガツ作業をしたい方に向いています。
ハンディ草取り器は、ねじり鎌と同様に土ごと削っていく仕様です。ハンディとつくだけあり、片手でも持つことができるほどコンパクトで軽量です。座りながらガリガリ削っていくだけなのでとても手軽に作業ができます。
短い時間で終わらせたい
ゆっくりと時間はかけていられない、すぐに終わらせたい方には
・除草剤
・お湯
・塩
この3つをご紹介します。
除草剤は、雑草の生えている場所に撒くだけなので簡単ですぐに終わります。(※除草剤についての詳しい内容は第五章こちらで解説します)
お湯も同じく、熱湯をかけるだけなので家にあるヤカンや鍋、コンロがあればすぐにできる除草作業です。
塩もほとんどのご家庭に常備されている調味料なので、費用もあまりかからずに撒くだけで終わります。
しかしどれも短時間でできる除草ですが、雑草だけではなくすべての植物を枯らしてしまうリスクがあります。
とくに塩は、「土地をだめにしてしまう」と言われるほど強力です。いちど塩を撒くと自然に還ることがないのでずっと塩を含んだ土壌となります。そのため花壇も作れず、雨が降れば塩がまわりに流れ家の土台が塩でサビや腐敗につながります。もし近くに川や畑があれば、雨で流れ自分だけの問題ではなくなるでしょう。
短時間で済ませる除草作業としてはとてもよいアイテムたちですが、使い方を一歩間違えると取り返しがつかなくなるので、慎重に考えてください。
体に負担が少なく雑草を取り除きたい
高齢の方や、体力のない方にとって一番の悩みはコレではないでしょうか。
体への負担をできるだけ減らせる道具、
![]() ・座るカート |
![]() ・立ったまま三角ホー |
![]() ・除草バイブレーター |
の3つをおすすめします。
立ちっぱなし、しゃがむ姿勢が体へ大きな負担となっている方へは「座るカート」がよいでしょう。車輪がついた動けるイスで、カートの中には物が入るので、水筒や携帯電話を入れておくこともでき、とても便利です。
膝が弱い方には座るほうがツライこともあります。むしろ立ったままのほうがラクなら、立ったまま作業ができる三角ホーを使ってみてください。
腰を曲げることもないほど長い柄で、サクサク雑草を刈り取っていけます。柄が伸縮自在の種類を選べば、身長に合わせた長さに調節できますよ。
3つ目の除草バイブレーターは、力を入れずに刈り取ってくれるので手や腕への負担がかかりません。電動でスイスイ雑草を根から除去してくれるので、座るカートと一緒に組み合わせると、ずいぶんとラクに除草できるはずです。
狭いすき間を除草したい
雑草が生えるのは広い敷地だけではありません。石タイルのすき間や家の壁と塀の間など狭い範囲での雑草除去は、これまでにご紹介したような大きな鎌では、役に立ちません。
![]() ・草取りフォーク |
![]() ・雑草ブラシ |
![]() ・根さばき |
これらの小さな道具をご紹介します。
どれも役割は同じで、狭いすき間に入り込み根ごと引っこ抜くことができます。フォークのような形、櫛のようなブラシタイプ、先端が1~2本だけのひっかくタイプと形状が違います。
使い分けとしては、狭いすき間でも10cmほどある場合や、1~2本だけたまに生えているようなときには、大きな鎌を取り出さずに草取りフォークのほうが使いやすいです。
またコケや、地面に葉がぺったりと広がる雑草には、地面と葉の間に横からスッと入れられる雑草ブラシが便利です。
根さばきになると尖った先端1~2本なので、とても狭いすき間(1㎝もないとき)に重宝します。
広い範囲の雑草除去の場合
空き地や駐車場のような広い範囲での雑草除去を手作業でコツコツおこなうのはとても重労働になります。
効率的にいっきに雑草駆除を可能にしてくれるのが、
・除草剤
・草刈り機
除草剤は「短い時間で終わらせたい」ケースでもご紹介しました。
草刈り機は、最初こそ購入するのに費用はかかりますが、いちど買ってしまえば来年も再来年も活用できます。広いエリアの草むしりで困っているのなら、思い切って購入してもよいでしょう。
草刈り機にご興味がある方は、こちらの記事をご覧ください。選び方や種類や特徴など初心者にでもわかりやすく解説しています。
草刈り機の使い方を初心者向けに解説!除草を「安全第一」で進める方法
後片付けがラクになるアイテム
最後にご紹介したい道具は、草むしりのあとの片付け作業をラクにする商品です。
![]() ・バケツ型袋 |
![]() ・レイキ(ホウキ) |
レイキとは鍬(クワ)のような形で、抜いた雑草をかき集める役割をします。集めるだけならホウキでも代用できます。
手で拾うよりもこういった道具でサッと掃くほうが早いでしょう。
そして袋ですが、一般的なビニールのゴミ袋よりも丈夫で使いやすい、雑草や落ち葉を入れるための専用の袋があります。ビニール袋では、硬い草を入れると破れてしまうこともありますが、専用袋はしっかりした素材なので破れる心配はありません。
また専用袋のよいところは自立することです。ビニール袋は柔らかいので自立できなく、ゴミを入れるたびに自分で袋の口を立て直す必要があります。
レイキで集めた雑草を、専用袋を横に倒し、ちりとりのようにして雑草を集めればあっというまにお庭がキレイになりますよ。
たくさんの道具を揃えられない!道具があっても大変そう……。こういった方はお庭のエキスパート、弊社のスタッフをご紹介いたします!あなたのご希望に沿った方法、ご希望の日時でお伺いいたします。まずは無料相談・無料見積り案内からお気軽にご相談ください。
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草むしりをする前に準備をしよう
道具を揃えたらいよいよ草むしり作業に入りたいですが、その前に必ず知ってほしい注意点があります。以下の物を必ず準備してください。
【長袖、長ズボン、長靴】
雑草のなかには虫が生息していることが多いので、刺されないよう肌をできるだけ隠すための対策です。
【軍手】
雑草のなかにはトゲがあったり、手が切れたりすることもあるので厚手の手袋や軍手が必需品です。
【帽子】
直射日光をさけるため頭を保護し、熱射病から守るために準備しましょう。
【タオル】
しっかりガードされた服装での草むしり作業は、春や秋でも汗をかいてしまうこともあります。首に冷却グッズとともにタオルで巻いて、熱中症にならないよう気をつけてください。
【ドリンク】
最後に水分補給です。何時間も外で作業をしていれば体調を崩してしまう方もいます。適度に休憩をとり、しっかり水分を取って、具合が悪くなればすぐに作業を中止してください。
草むしりの手順方法
草むしりは根ごと取り除くことが大切です。この章では草むしりの手順を画像で説明していきます。
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「1」 草の根元を持って軽くゆすりながら上へ地面と垂直へ引っ張ります。根まで抜くことが大切なので、できるだけちぎらないようにしましょう。 |
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「2」 根がしっかり張ってスムーズに抜けないときは、草取りフォークやスコップを使って土ごとまわりを掘り起こすと根から抜けやすいです。 |
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「3」 三角ホーやねじり鎌を使うときは、土に先端をグッと入れて掘り起こします。前進するように次の場所へ移動してください。後退すると雑草と土が混ざり合って、最後のゴミ取りのときが大変になります。 |
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「4」 除草剤や熱湯で雑草除去をしたら、自然と枯れていくので枯れたらレイキで履いてください。 |
![]() |
「5」 取り除いた雑草は、そのまま放置しないできちんと袋に詰めて燃えるゴミの日に出してしまいましょう。 |
草むしり・草刈りはコツコツと地道な作業となります。適切な道具を使うことでやりやすくはなりますが、それでも大変な作業に変わりありません。
こういった苦痛な作業から解放されたいときは、無理をせず業者の力を借りることもご検討されてはいかがでしょうか。
プロにまかせれば、あなたは家の中でゆっくり過ごしている間に雑草駆除は終わります。気になる方や、まだ迷っている方はお話だけでも聞いてみてください。疑問や不安なことは丁寧にご説明いたします。
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【除草剤・防草工事】雑草予防をしたら草むしりがラクになった!
雑草はしぶとくまたすぐに生えてきます。雑草予防をしておくと次回の雑草駆除がラクになりますよ。
除草剤と防草工事について解説していくので、雑草駆除のあとは予防対策についても考えていきましょう。
除草剤の種類は2種類
大きくわけて、液剤と粒剤があります。それぞれの特徴を理解しましょう。
【液剤(茎葉処理型)】
即効性がある
持続性はない
葉や茎に散布する
【粒剤(土壌処理型)】
枯れるのに数日かかる
持続性がある
土に撒くので簡単
特徴がわかったら、次に選び方についてです。
除草剤の選び方
・いますぐ枯らしたい
すぐに効果があらわれる茎葉処理剤を選びましょう。しかし今伸びている部分には効果がありますが、これから伸びてくる部分には効果がでないのでまた散布しなおす必要があります。
・根まで枯らしたい
茎葉処理型がおすすめです。茎や葉から薬剤を吸収し、根まで浸透してくれます。根まで浸透するには数日かかりますが、表面に見えている部分はすぐ枯れるので、気長に待ちましょう。
・除草する頻度を減らしたい
土壌処理型は持続性があるので、除草成分が長持ちします。おおよそ6カ月ほど効果が続きます。土壌に薬剤散布しているため、土壌に近い茎や葉には効き目が表れますが、土壌から離れた高い茎や葉には効果が表れにくいです。そのため散布前にはできるだけ短くカットしておいたほうがよいでしょう。
・庭に花壇がある、駐車場がある
粒剤、液剤両方とも、枯らす植物を選択できる「農耕地用」があります。花壇や家庭菜園をしている方は、こちらを選んでください。また農耕地用は花壇以外でも使用することができ、幅広く使えます。
間違えてはいけないのが「非農耕地用」です。けして作物がある場所で使用してはいけません。法律でも決められているほど重要なことです。
まわりに何もない駐車場や、樹木のみの場合で使用許可が降りています。
出典:環境省ホームページ(リンク)こちらをクリック
この2つを間違えると、せっかく育てた農作物が枯れてしまうことになるので、注意が必要です。
・芝生の雑草だけを枯らしたい
芝生用の除草剤があります。芝生はイネ科なので、イネに効果のある除草剤を使うと芝生まで一緒に枯れてしまいます。注意しましょう。
・枯らしたい雑草が決まっている
雑草の種類がわかっていて、その雑草のみを枯らしたいとき、専用の除草剤を選ぶと効果的です。特定の雑草によく効く成分が入っているので、雑草全般の除草剤よりピンポイントで枯らすことができます。
次から防草工事での雑草対策を解説していきます。
防草工事とはたとえば何があるの?
防草工事といっても多種多様なので、ご自分のお庭に合う種類を選びましょう。
雰囲気も変わるので、ご家族や業者の方と、見た目や費用についてじっくり相談して決めると後悔やトラブルも減るはずです。
防草シート x 砂利・レンガ・バークチップ
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防草シートや砂利などの防草アイテムを併用すると効果が高まります。防草シートとは、土の上にかけて雑草の発生を抑制することができるものです。 デザインにこだわりたい方は砂利やレンガ、バークチップを敷いてみるのもおすすめです。色や材質は豊富にありホームセンターでお手軽に購入できるので、お庭の雰囲気にあわせて自分好みの空間を作ることができます。 |
コンクリート・アスファルト
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さらに、コンクリートやアスファルトを隙間なく設置することで防草効果を得ることもできます。 コンクリートやアスファルトを敷くのは少し大変ですが、駐車場の防草対策としておこなうと粉じん対策にもあるので一石二鳥です。 |
草が生えにくくなる土・砂
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さらに、草が生えにくくなる土や砂を使うことで防草対策をすることもできます。これは、水を含ませるとコンクリートのように固まるもので、しっかりと隙間なくまくことで高い防草効果を得られます。 土を敷きつめて水を散布するだけの手軽な作業というのもうれしい点ですね。 |
除草をなまけた結果…こんなことに!
最後に、みなさんに知っておいてほしいことをお伝えします。
草刈りをせずに放置していると、周辺環境にも大きな影響を与えてしまうこともあるのです。
アレルギー症状やぜんそくなどの健康被害
害虫発生による環境被害
景観悪化や治安悪化による住民トラブル
ほかにも、災害時の避難の妨げになったり火災事故を招いてしまったりするなど、多くのトラブルを招く原因になりかねません。
お庭や駐車場に雑草が生えて、見苦しい状態なときは、早めに対策をしましょう。
しかし中には「草むしりをしたいけどやる時間がない」「作業がつらくてできない」「範囲が広すぎて自分ではできない」「実家の庭をおこないたいけど、実家が遠くて行けない」など、雑草除去ができない状況の方もいるはずです。
そういったときは業者に相談してみませんか?プロは草むしり、草刈り、雑草予防と多くの経験と知識があります。そのため作業スピードも速く、確実にお庭を綺麗に仕上げてくれます。
プロに雑草対策をしてもらったときの費用
弊社のお客様の中には、年3~4回という定期的なペースでご依頼される方や、年に一度、一番作業が大変な夏前だけ依頼をして、その後はご自分でされる方などさまざまです。
しばらく草むしりをしておらずお庭が荒れ放題であれば、最初の一回だけは業者に依頼してみることもおすすめです。
費用の計算方法は業者によって変わります。坪単位、人数、雑草の種類……。坪でいうと1坪、150~300円が相場なようです。
車1台分の駐車場だと、(1台分のスペースが4~5坪と仮定)12,000~15,000円、そこに人件費やゴミ処理費、出張費など加算される計算です。
(業者によって加算される内容や費用は違うので正確な費用は必ず見積りを出してもらってください)
では実際、みなさんがどれほどの費用をかけているのか、弊社へご依頼のケースをご確認ください。
作業内容や作業範囲にもよりますが、10万円以下でおさまっている方が多いようです。
15万円以上といった高額になる場合は、草むしり草刈り以外に、除草剤や防草シートなど雑草予防対策や、お庭関係のお手入れのご相談がプラスされています。
次に、ご依頼相談が増える時期についてです。
見ていただくとわかるように、5~6月の夏前と8月の真夏、夏の終わりに依頼が増えます。雑草がぐんぐん育つ前に綺麗にしておきたい方、真夏の雑草駆除がつらい方、そして夏が終わり雑草の生長がゆるやかになった頃に冬に向けてお庭を整えたい方が多いようです。
弊社では草むしり、草刈り以外にも、雑草対策のご相談も対応しております。除草剤は安全性に配慮した種類をご用意しています。砂利敷きもさまざまな種類やデザインから選んでいただけます。もちろん防草シートもお庭に合わせて一番効果の高い種類をご案内いたしております。
ぜひ弊社にあなたのお庭をおまかせください!24時間365日、いつでもお電話をお待ちしております。