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間伐はするべき?理由と間伐の仕方を解説!また間伐材の使い道とは

間伐

林業において、たくましい木を育てるためにはさまざまな工程を行う必要があります。その中でも重要なのが間伐です。

間伐は闇雲に木を切ればいいというわけではありません。理由について知らないと、正しい間伐を行うことができません。そうなると木だけではなく山全体の環境が悪くなってしまうことも…。そこで今回は間伐について詳しくご紹介させていただきます。

この記事を読んで、「なぜ間伐するの?」「間伐はどうやるの」といった疑問を解消しましょう!

 

 

間伐とは山林のお手入れです!しないとどうなるの?

間伐は大切である、とはよく聞くけれども実際何のためにされるのか分からない方も多いのではないでしょうか。間伐を簡単に説明すると、山林をお手入れしてあげることなのです。それでは詳しく解説していきましょう。

間伐とは?

間伐は、木が生長したころにおこなう間引きの作業といえます。生長した木の枝や葉を切ったり、細かったり形があまりよくない木や樹齢が30年以上たった木を伐採してしまいます。

間伐をする意味とメリット

大きくなった木の枝や葉が伸びたことにより、それぞれが混みあってしまいます。このままの状態にしておくと、木に十分な光や風が当たりません。
そうなると木の生長が止まったり、光を求めることで幹が変形してしまったり、枯れてしまうこともあります。そういった事態を防ぐために不要な木を伐採してしまうのです。

 

間伐は土壌を安定させ土砂崩れなどの災害を防ぐ役割も持っています。もし光が土壌に届かなければ、木の根が浮きあがってしまいます。この状態のまま大雨や台風に見舞われると、根が土を捕まえることができずに土砂災害を引き起こしてしまうのです。他にも間伐にはメリットがあります。

 

間伐を実施することで太くまっすぐに伸びた森林にはおのずと生態系が生まれます。光が入ることにより草が生い茂り、虫が草で生活しその虫を鳥が食べ、鳥をまたほかの動物が食べるといった生態系が形成されることにより、そこは豊かな山となるのです。

 

間伐をすると、涵養機能(かんようきのう)も正常に保つことができます。涵養機能とは森林の土壌が雨水を貯め、河川に流れ込む水の量を平準化させるとともに川の流量を安定させる仕組みの事です。森林土壌によって雨水の水質を浄化することもできるため、とても大切なしくみなのです。

どうやるの?間伐の時期と方法をご紹介

間伐 方法

間伐をするためにはどうすればよいのでしょうか。間伐の方法と気を付ける点についてご紹介します。

間伐には適切な時期がある

間伐をする際、気を付けなければならないのは実行する時期です。間伐を行う適切な時期は、晩秋〜冬といわれています。

晩秋になると夏にたくさん水分を貯めていた木も水を上げなくなるため、伐採しやすくなっています。また、夏場は雑草がたくさん生えているため足元が見えづらいですが、晩秋になると草が枯れるため足元が見えやすく歩きやすくなります。

 

寒い時期に作業するとほとんどの野生動物が冬眠してしまい、姿を見せることがなくなります。蛇やスズメバチなどの被害にも合わず安心して作業に集中できます。

 

冬に作業することは木の生長にとってもメリットがあります。冬には木々も成長せず過ごしています。この時期に間伐しておくことで残した木々に間伐した木の分の栄養が吸収されます。こうして冬のあいだ十分な栄養を蓄えることができた木々は、春になるとその栄養を使ってぐんぐん成長します。こうして良質な木に生長するのです。

間伐の仕方について

間伐の方法は山や成長している木々の状況によって変わります。また、間伐した木をどうするかによっても変わります。

・定性間伐
昔から主流となっている間伐方法で、多くの森林で実行されています。あまり成長できていない木、曲がっている木、細い木など間引いて優れた木を残しておく方法です。この方法はあらかじめどの木を間引きするのかを決めておく必要があります。

定性間伐を行うときは優れた木が残りやすくなる「下層間伐」にするか、優れた木を優先的に間引きして二番目に優れている木以下を残しておく「上層間伐」に分かれます。こちらは山の状況や、生産目的によって選択することができます。

・定量間伐
木の密度に重点を置いて、残す量をあらかじめ決めてから間伐をする方法です。残した木がすべて優れた成長をみせるわけではないため、生産面を考えるとデメリットもありますが、コスト面の都合からも実施を決める現場がおおいと言われています。

・列状間伐
定量間伐の一種で、間伐するエリアの斜面の上下に沿って列状に間伐をする方法です。伐採する木は選別しません。比較的新しい方法なので高性能な林業機械を使用するため、低コストで効率的に間伐をすることができます。

山の形状や森林の状況によって、間伐エリア内のうち3列を残して1列伐採する方式や、4列残して1列伐採する方法などを選択することができます。

デメリットは、伐採する木を選別しないことです。優れた木を伐採してしまったり、逆にあまりよくない木を残ったりします。しかし、伐採した木をどのように利用するかによって合理的にすることができるでしょう。

間伐については専門知識を必要とする場合が多くみられます。間伐専門の業者なども存在するため、今の自分の山の状態や森林の状況を相談し、アドバイスをもらうと良いでしょう。

間伐の補助金制度とは

実は、間伐を行うために補助金を国や地方公共団体から得られる可能性があります。補助金は森林整備資金や造林補助金と呼ばれ、その森林で行われる間伐や植林などの施業の実績に応じて支払われます。この補助金制度は国の事業として行われており、森林法193条に基づかれています。

 

都道府県では国庫補助金として造林補助金を受け取り、事業主体に交付しています。そして補助を受けたいものは、施業が終わり次第、その実績に合わせて申請します。

 

補助を受けるためには個人で申請する場合は測量図などの施業実績の図面を用意したり、施業した範囲が規定以上でないと認められません。また国費によって支払われるため、会計検査の対象となります。

違いがわかる??間伐・除伐・伐採について

間伐以外にも森林で行うべき作業はいくつかあります。その中には間伐との違いが分かりにくい物もあります。間伐との違いと共に確認してみましょう。

・徐伐
除伐はまだまだ育成途中の木(幼齢木)を育てるために、育てる木以外の木を切ってしまいます。必要な木に栄養を与えるために行うため、健やかで立派な木を育てるためには大切な作業です。

除伐は「うっ閉」とよばれる森林が重なり合うことで光が入らない状態のときに行うと良いでしょう。

・伐採
伐採は作業工程の一つではありません。伐採は、「木を切る」という意味で使用するため、作業工程全般に用いられています。そのため、間伐や除伐にも伐採の表現は使用することができます。

間伐によって切られてできた間伐材!活用術とは?

間伐材

間伐によって切られた間伐材は一体どうなってしまうのでしょうか。実は様々なものに利用されているのです。

間伐材を使って、市や町の施設を建てるという使用法があります。コストを抑えるだけではなく間伐材を無駄遣いしない素晴らしい利用法といえます。公共施設でなくても、間伐材で建てられた住宅も存在します。

家具の材料としても用いられます。木は使う人にぬくもりを与えることができる素材であるため、とても良い活用例といえます。

他にも紙として利用されていたり、柵や階段に使用されるなどさまざまな形に変わって活用されています。

まとめ

間伐を行うことは、木々の生長だけではなく山の環境づくりにも大切になります。また、間伐を行うことで土砂災害を防止できたり、川の氾濫を抑えることも可能なのです。山は私たちの生活に重要な役割をもつため、山の環境を守ることが私たちの生活を守ることになるのです。

間伐はさまざまな方法があります。自分の山に合わせた方法が分からない場合は業者に相談してみましょう。きっとあなた相談に合わせて適切な作業を提案してくれるでしょう。

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