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ゴールドクレストの剪定方法と注意点
ゴールドクレストを、お庭や玄関先で育てているという方も多いのではないでしょうか。ゴールドクレストは冬にツリーとして使用する方も多く、寒くなると葉の色が少しずつオレンジ色に変化した姿を見せてくれる美しい品種です。
ゴールドクレストをきれいな円錐型に整えながら育てていくには、「剪定」がポイントとなります。ここでは、ゴールドクレストを剪定するコツや注意点をご紹介するほか、ゴールドクレストをさらに楽しむ仕立て方についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
ゴールドクレストは放っておくと大変
ゴールドクレストは観賞用として広く普及しており季節による姿の変化を楽しみながら育てられるのですが、暑さや湿気に弱いのが弱点です。寒さや乾燥には比較的強い品種ですが、極度な乾燥のなかでは上手に生長することができず水を与えても再生することができなくなることもあります。
また、生長しすぎると管理が大変です。生長が早いので剪定をしないでいると、一気に伸びてしまいます。そのため、こまめに剪定しながらサイズを調整する必要があります。
剪定に最適な時期はいつ?
ゴールドクレストの剪定は、年に1回~2回を目安におこないましょう。剪定時期は、3月~6月もしくは9月~10月が最適です。
春先はゴールドクレストの生育時期なので、剪定で少し樹形が崩れてしまってもすぐに生長してくれます。また、秋口の剪定は伸び切った枝葉をきれいに整えることが目的です。この時期に丁寧に剪定しておけば、新芽の生長の妨げになることもありません。
ゴールドクレストの剪定方法3つ
ゴールドクレストの剪定を始める前に、スムーズな作業ができるよう以下の道具を用意しましょう。
- 軍手
- 脚立
- チタン製の剪定バサミ(太さが15~20ミリメートル程度の枝用)
高さのあるゴールドクレストを剪定するときは脚立が必要です。ひとりでの作業は危険なので複数人でおこないましょう。また、金属製のハサミで剪定すると枝葉が変色してしまうおそれがあります。チタン製のハサミを使用すればそのような心配はありません。
道具が準備できたらいよいよ剪定です。ゴールドクレストの剪定方法は3つあります。生長具合や大きさに適した方法で剪定していきましょう。
<形を整えたいときの剪定>
剪定の基本は「芽摘み」です。形を整えるなら、新芽を手で摘み取るだけで十分です。芽摘みをおこなうと枝は一気に伸びることはありません。そのかわり、枝が増えて少しずつボリュームがでてきます。
ゴールドクレストがすでに大きく生長している場合は手で摘み取るだけでは追い付かないので、チタン製の剪定バサミを使って切り落としていきましょう。
<風通しをよくしたいときの剪定>
そもそも剪定は、重なり合っている葉や窮屈な枝を除去し全体に日光や空気が行き渡るようにするための作業です。大胆に切り落とそうとせず、すべての葉や枝が十分に日光と風が当たるように完成後の樹形をイメージしながら剪定しましょう。
樹形が整っていれば、変色している部分や枯れている部分を丁寧に摘み取ります。全体にしっかりと風が通るよう、内側に入り込んだ枝葉もきれいに取り除きましょう。
<大きくしたくないときの剪定>
ゴールドクレストを大きくしたくない場合は「芯摘み」をしましょう。芯摘みとは、木の頂点を剪定することです。
ほかにも大きくしたくないときの方法として、広い空間や大きな鉢で育てないという方法があります。しかし、本来大きく生長するゴールドクレストを狭い場所や小さな鉢で育てると枯れてしまうこともあるので、剪定をこまめにおこなうことが上手に育てるポイントといえますね。
ゴールドクレスト剪定の注意点
ゴールドクレストを剪定する際はいくつか注意があります。まず「できるかぎり手で形を整える」という点です。ハサミで大胆に切り落としてしまうと、バランスのよい剪定ができません。丁寧に少しずつ手で剪定することを心がけましょう。
つぎに「金属性のハサミはできるだけ使用しない」という点です。金属のハサミで切ったところは赤く変色してしまうおそれがあります。大きく生長したゴールドクレストはハサミで剪定することになりますが、チタン製のハサミを使用しゴールドクレストのストレスを減らしてあげましょう。
このようなこまめな剪定は、手間がかかります。剪定に不安をお持ちでしたら、ぜひ弊社「お庭110番」をご利用ください。スピーディーかつ正しい方法で、みなさまの大切なゴールドクレストを丁寧に剪定いたします。まずは弊社の無料相談窓口にお電話ください。
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ゴールドクレストのお手入れ方法
冬になればもみの木に代わりツリーとして大活躍するゴールドクレストですが、日々のお手入れはどのようにすればよいのでしょうか。ここでは、ゴールドクレストのお手入れ方法や上手な増やし方をお伝えいたします。
ゴールドクレストは3種類
ゴールドクレストはコニファーとよばれる針葉樹のひとつです。ゴールドクレストには、大きくわけて3つの種類があるのでここで簡単にご紹介しましょう。
最も一般的なゴールドクレスト
最もよく知られたゴールドクレストは、全体的に葉が鮮やかな黄緑色です。葉の量はそれほど多くないので、湿気をためにくく枯れにくい点が特徴です。庭木として育てていくなら湿気や乾燥に強いノーマルタイプのゴールドクレストが最適です。
ウィルマタイプ
ウィルマタイプのものは、通常のゴールドクレストよりも葉が多く密集しているので樹形を整えやすいのが特徴です。一般的にゴールドクレストは庭木として屋外で育てることができますが、ウィルマタイプのものを屋外で育てることは難しいです。ウィルマタイプは乾燥に弱く、葉先が枯れてしまいます。上手に育てるには、室内で乾燥対策をして爽やかな環境を整えてあげましょう。
オーレアタイプ
「オーレア」には、金色や黄色という意味があります。この名前のとおり、オーレアタイプは黄金色をした美しい品種です。オーレアタイプは、生長が遅く樹高も低めなのが特徴です。
日々のお手入れ方法
ゴールドクレストはヒノキ科イトスギ属の植物で園芸用品種として改良された新しいコニファーなのですが、日々のお手入れを怠るとすぐに枯れてしまいます。もともとゴールドクレストはアメリカのカリフォルニア州を原産地としており、湿気が強い日本の環境は生育に適していないのです。
しかし上手に育てるコツさえ知っておけば、枯らせることもありません。ここでは、日々のお手入れの仕方をご紹介します。
水やり
鉢植えの場合は乾燥しやすいため、土が乾いたタイミングでたっぷりと水をあげましょう。とくに、室内でゴールドクレストを育てている場合、冬はエアコンやストーブで極度に乾燥した状態ですのでこまめに葉や土の乾燥具合をみてあげると安心です。
お庭の植木として育てている場合は、日差しの強い夏場は乾燥がひどくなるので乾ききってしまう前に水やりをしてあげましょう。
肥料
ゴールドクレストに肥料を与える場合、生育期である3月~6月が最適です。肥料の種類はさまざまですが、化学肥料か緩効性肥料(効果がゆっくりと表れかつ効果が長続きしやすい肥料)が適しています。肥料は、吸収しやすい幹周辺を避けてまきましょう。等間隔に、深さ10センチメートほどのところに肥料を埋めると生育に効果的です。
芽摘み
ゴールドクレストは、湿気が多く四季を通して極端に環境が変化する日本の環境に適した品種ではないため、大胆に剪定してしまうと枯れてしまいます。大胆に刈り込むような剪定をすると、切り口から細菌が入ってしまい枯れの原因になってしまうのです。
剪定して形をかえようとせずこまめに芽摘みしてきれいな形を整えるようにすると、葉の変色などのトラブルを起こさずきれいに育てることができます。大きく生長している場合にはどうしても大胆な剪定が必要になることもありますが、その場合は3月~4月におこなうようにしましょう。
害虫
病害虫は枯れの原因にあるので発見次第、被害箇所を切り取り市販の薬剤を使って消毒や駆除が必要です。とくに、ゴールドクレストにつく室内の病害虫はアブラムシやハダニです。室内が乾燥すると発生しやすいので、温度管理に注意して虫がつかない環境にしてあげましょう。
ゴールドクレストは増やすこともできる
「ゴールドクレストを増やしたい!」という方は、ぜひ挿し木という方法で増やしてみてください。挿し木をするときには、まず以下の道具を揃えましょう。
- ゴールドクレストの挿し木
- 広い口の鉢
- 肥料が少なめの新しい土
- 挿し木のために使用する棒
挿し木をするときは、若くて健康な枝を約10センチメートル切り取ります。新しい土をあらかじめ湿らせておいて、細めの棒で土に穴を開けて挿し木をします。挿し木を傷めないよう土を優しくよせて埋めていきます。挿し木には、剪定した枝を使用しても問題ありません。挿し木をしたあとは、きちんと根が張るまで乾燥に注意して管理してください。
また、挿し木の際に枝を傷つけてしまったり土が乾燥していたりするとうまく生育できません。「増やしたいけど自分で挿し木するのは不安かも」という方は、ぜひ弊社にご相談ください。繊細なゴールドクレストでもプロの手で丁寧に作業いたします。あなたの大切な植物のお手入れ、ぜひ弊社にお任せください。
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ゴールドクレストの剪定をもっと楽しみたいなら?
「ゴールドクレストをもっと楽しみたい!」という方のために、3つの素敵な仕立て方をご紹介します。日頃のお手入れを欠かさずおこない、仕立て方も学んでお好みの形に整えて楽しんでみてはいかがでしょうか。
スタンダード仕立て
ゴールドクレストの最も一般的な仕立て方で、中心となる幹をぐんと伸ばして上部に葉を茂らせるような形に整えます。円錐型に育ちやすいゴールドクレストですが、下部の枝葉が枯れたり変色したりしたときのお直しとしておこなうと、見た目も美しくすることができるのです。
トピアリー仕立て
トピアリー仕立てとは、鳥や動物の形に樹形を整えて楽しむ仕立て方です。海外の庭園でよくみられる仕立て方で、オブジェともよばれます。スタンダード仕立てを少し複雑にした仕立て方ですので、「人と差をつけたい!」という方はぜひ挑戦してみましょう。
スパイラル仕立て
スパイラル仕立てとは、らせん状に樹形を整えて楽しむ仕立て方です。ゴールドクレストをスパイラル仕立てにして楽しみたい方は、生育が活発になる3月ごろから始めると上手に育てることができます。スパイラス仕立てにすると、こんもりとしながらもインパクトのある大胆な見た目を楽しむことができます。
難しいカットは剪定のプロに任せよう
ゴールドクレストは乾燥や湿気に弱い植物ですので、基本の芽摘みや剪定をこまめにおこなえない方や、難しいカットが不安な方は業者に剪定をお願いするようにしましょう。
お庭のお手入れをおこなうプロならゴールドクレストの生態を熟知していますし、芽摘みの力加減や日当たり具合、風通しのよさなど細かい箇所まできちんと計算して剪定することができます。素人にはできない繊細な作業も丁寧におこなってもらえるので安心です。
弊社に加盟している業者も、豊富な知識と経験を活かして丁寧かつ美しいゴールドクレストに仕上げることができます。難しいカットや細かい部分の剪定も、お気軽にご相談ください。
ゴールドクレスト剪定の費用相場
剪定を業者に依頼するときは、剪定する木の大きさや使用する道具によって料金が異なるので注意しましょう。剪定費用は、以下のような相場でおこなわれます。
- 高さ3メートル未満の低木……約3,000円前後
- 高さ5メートル未満の中木……約7,000円前後
- 高さ7メートル未満の高木……約20,000円前後
一般的には鉢植えとして育てている方も多いので約3,000円前後となりますが、庭木として大きく育てたゴールドクレストを剪定する場合は、大きいほど費用が高くなります。また、ゴミ処理や高所での作業が発生すると、その作業にかかった費用を別途請求されることもあります。剪定費用に予算がある場合には、事前に見積りをとり確認しておきましょう。
弊社では、相談や見積りを無料でおこなっております。「どのくらい費用がかかるか知りたい」「ほかの業者に見積りをとったけどこの金額ってどうなんだろう」とお悩みのお客様も、お気軽に弊社をご利用ください。相見積りも大歓迎です!24時間365日、いつでも受付可能な体制でお待ちしております。