庭のタイル・レンガの敷き方|必要な道具&具体的な作業手順と注意点

お庭にタイルやレンガを敷き詰める 自分で作業することも可能です!

「せっかくお庭があるから、タイルやレンガを敷き詰めておしゃれにしたいな」「業者に依頼するとお金がかかるから、自分でタイルを敷き詰められたらな……」などお庭に関することでお悩みではありませんか。

お庭にタイルやレンガを敷き詰めることによって、スタイリッシュになったり、アンティーク調のお庭になったりと、お庭の印象をガラッと変えることができます。

ここでは、タイルやレンガの種類から、自分でタイル・レンガを敷き詰める方法、タイル・レンガを敷くメリット・デメリットをまとめています。自分で作業をする自信がない方のためにプロに依頼するメリットもご紹介していますので、参考にしてみてください。

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目次

庭にタイル・レンガを敷くための最初の準備

お庭にタイルやレンガを敷くためには、まずはどのような種類があるか知っておくことが大切です。ここではタイル・レンガ選びのさいに参考になるように、いくつかの種類をご紹介していきます。

まずはタイルを選ぼう

・磁器質タイル
吸水率は1%以下と、吸水性が低く耐久性が高いのが特徴です。汚れが落ちやすくお手入れが楽であり、種類も豊富でデザインもいろいろあります。耐凍害性や耐摩耗性に優れているため、外壁タイルや公共の床タイル、水回りの壁や床に使用されていることが多いです。

・陶器質タイル
細孔と呼ばれる孔がたくさんあいており、吸水性があります。磁器質タイルに比べると耐久性や固さは弱く、内装に使用されることが多いです。

・せっ器質タイル
含水率が高く、磁器質タイル・陶器質タイルと比べると、耐久性が低いです。しかし吸水率は5~10%以下と少しの水を吸うだけで、温度の変化に強い耐候性を備えています。外壁部に使われることが多く、素朴な味わいが楽しめます。

デメリットとしては、吸水性が高いと、水はじきが悪く給水してしまうため、雨などのしずくによる汚れがつきやすくなってしまうことです。水を多く給水するので、タイルの膨張収縮が肥大化し浮いてきてはがれやすくなり、割れやすくなることもあります。

・モザイクタイル(ユニットタイル)
磁器質タイルの1種で、タイル1枚の表面が50平方センチメートル以下をモザイクタイルといい、50平方センチメートル以上のタイルをユニットタイルと区別します。最近では、ガラスや大理石などの素材を使用したモザイクタイルが増えてきているようです。

以前は、浴室やトイレに使用されることが多かったですが、素材の種類が増加したことやデザイン性も高くなったことから、水回り以外のさまざまな場所で見かけるようになりました。ひとつひとつのタイルの面が小さいため、シート張りで販売されていることが多いです。

レンガの種類も豊富

・赤レンガ
レンガのJIS規格(日本工業規格)では、サイズは長さ(210mm):幅(100mm):厚さ(60mm)とされています。重さは約2.4kgで、水に強く、高温に弱いのが特徴です。ガーデニングや室内装飾に使用されることが多いです。

・耐火レンガ
水には弱いですが、1,200℃程度の高温に耐えられるようになっています。サイズは長さ(230mm):幅(110mm):厚さ(65mm)で、普通レンガより若干大きく、重さは3.6kg~7kgほどあります。耐熱性に優れているため、暖炉・BBQコンロ・かまどに使用されます。

・オーストラリアレンガ
国産レンガよりも比較的安く売られています。サイズは普通レンガよりもやや大きく、大きさの割には軽めです。少し水を含んでおり柔らかいのが特徴です。

・アンティークレンガ
四隅が欠けていて丸くなっているものが多いです。使用感を味わえるレンガなので、アンティーク調が好きな方に好まれます。しかし、強度はあまりないので、敷レンガとして使用することが望ましいとされています。

・アーザンブリックススクラッチ
別名、エコレンガとも呼ばれています。再生材料を原材料としており、リサイクルも可能な地球にやさしいレンガです。ホームセンターでの取り扱いも増えてきています。歩道やガーデニングの敷設材として使用されることが多いです。無焼成ながら、焼いたような質感と色を表現できるところが特徴です。

作業に必要な材料と道具を用意

タイルとレンガの種類を知ったところで、今度はタイル・レンガをお庭に敷き詰めるさいに必要な材料と道具についてご紹介していきます。

・砂&目地用の砂or防草土&路盤材
タイルを水平に敷き詰めるためには砂が必要です。また、砂を使うとタイルをしっかりと固定してくれます。雑草対策も同時にしたい場合は、「防草土」という水分を含ませるとセメントのように固まる資材の使用もオススメです。路盤材とは、砕いた石のことです。路盤材を敷くことで下地の強度が高まり、排水性もよくなります。

・スポンジ
タイルの表面などについた汚れを落とすときに便利です。

・ゴムハンマー
レンガやタイルをつなげるさい、高さがまばらになってしまいます。そのようなときにゴムハンマーを使用すると高さを均一に調整することができます。

・コテ
砂とセメントと水を混ぜてつくられたモルタルという建築材料を塗るさいに使用します。

・グラインダー
金属やコンクリートを切断するときに使用する工具です。レンガやタイルをカットするさいに使用します。

・スコップ・クワ
土を掘り起こすさいや、砂を均一に敷き詰めるさいに使用します。スコップは大きめサイズのものがオススメです。

・ほうき
目地用の砂を広げるさいに使います。また、作業で砂や土が飛び散ったさいにほうきがあれば、ささっと掃除ができるので便利です。

・トンボ
作業のはじめに地面をならすさいや、仕上げに砂や土を水平にならしたいさいにあれば便利です。

・水平器
タイルを敷き詰めるさいに、水平に埋め込みができているか測るために使用します。最近ではスマホで、水平器のアプリをダウンロードすることもできるようです。

・水糸
建築現場などで、ブロックなどを積むさいに利用されている糸です。タイルやレンガを埋める穴の深さが均一に掘れているか確認するさいにあると便利です。インターネットなどで300~500円ほどで購入することができます。

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【レンガにも応用可能】庭のタイルの敷き方

【レンガにも応用可能】庭のタイルの敷き方

さて、ここまでタイルの種類や、作業に必要な材料と道具をご紹介してきました。お好みのタイルは見つかりましたでしょうか。ここからは、実際に自分で庭にタイルを敷く方法を順番にご紹介していきます。タイルだけでなく、レンガを敷き詰めるさいも応用できますので参考にしてみてください。

1.雑草を除去する

タイルやレンガを敷き詰める前に、雑草が生えている場合は、前もって除去しておきましょう。雑草が除去できたら、タイルやレンガを敷き詰めたい箇所に防草シートを敷いておくと、雑草対策にもなります。

2.地面とタイルやレンガの寸法を測る

雑草が除去できたら、タイルやレンガを敷き詰めたい地面の縦・横の寸法を巻き尺などを使って測ります。タイルやレンガは、地面の寸法を先に測った上で、購入するようにしましょう。そうしないと、タイルやレンガがいくつ必要なのかがわかりません。インターネットでタイルやレンガを購入する場合は、1㎡に必要なレンガの枚数を記載してくれているページもあります。

3.穴を掘り底を平らにする

地面の寸法が測れたら、タイルやレンガを敷き詰めるために穴を掘ります。穴を掘ってタイルやレンガを埋めることにより、しっかりと固定することができます。この穴掘りと底を平らにする作業が、仕上がりを美しくするために重要となるので慎重におこないましょう。

穴を掘るときは、タイルやレンガの深さだけではなく、その下に敷き詰める砂や路盤材の厚さも考えて掘ることがポイントです。つまり、穴は「タイルやレンガの厚み+砂の厚み(3cmほど)+路盤材の厚み(3cmほど)」分の深さが必要となります。ある程度穴が掘れたら、深さが均一になっているかどうか、何か所かに分けて水糸を使って確かめるようにしましょう。

4.下地(路盤材)を敷いて平らにする

穴が掘れて、底を平らにできたら、下地となる路盤材をスコップで敷いていきます。敷き詰める厚さは3cmほどです。路盤材が敷けたら、ベニヤ板など平らなものを上に置いて、その上から足踏みをして平らにしてきましょう。

5.セメントと砂を混ぜて平らに敷く

路盤材を平らに敷くことができたら、その上にセメントと砂を混ぜたモルタルを敷いていきます。こちらの厚さも3cmを目安としてください。最後はスコップや板などで表面を平らにしておきましょう。このとき力を入れて押し固める必要はありません。

6.タイルやレンガを敷いて平らに整える

ここでようやく、タイルやレンガを敷き詰めていく作業に入ります。レンガは、パターン化された敷き方があります。初心者は、レンガのカットが必要なく、2個のレンガを重ね合わせて敷き詰めていく「バスケットウェーブ」という敷き方が簡単なので挑戦しやすいでしょう。

タイルとタイルの間、レンガとレンガの間は5~8mmほどの、のちに目地となる隙間を空けて敷き詰めていくことがポイントです。目地の幅ほどの木片を使うと、きれいにタイルやレンガを敷き詰めていくことができます。

7.端部分用のタイルやレンガを加工して敷く

タイルやレンガを敷く前にしっかりサイズを測り、バスケットウェーブのようなレンガのカットが必要ない敷き方をしていると、加工の必要がない場合もあります。しかし、実際にタイルやレンガを敷き詰めたあとに、端のほうに余ってくる部分が出てきた場合は、タイルやレンガを加工して敷く必要があります。

グラインダーがあれば切断が楽ですが、一般家庭にはなかなかないので、ハンマーとタガネを使って少しずつレンガを割っていきましょう。ハンマーでレンガの四面に少しずつ傷をつけていき、最後にレンガの広い面にタガネを当ててハンマーをひと振りするとレンガを半分に割ることができます。慣れていないとむずかしいので、慎重におこないましょう。

8.ゴムハンマーで叩いて全体の高さを整える

タイルやレンガが敷き詰められたら、横から高さが均一かどうか確認してみましょう。でこぼこしているところがあれば、ハンマーで叩いて全体の高さを整えてください。強く叩くとレンガが割れてしまうことがあるので、やさしく複数回叩くようにしましょう。ベニヤ板などを使うと平らになっているか確認しやすいです。

9.目地に砂を埋め込む

最後に、目地に砂を埋め込みます。珪砂という石英でできた砂など、目地用の砂を使います。ほうきを使って全体に広げてください。

10.散水してセメントを固める

珪砂をまくと真っ白になってしまうので、シャワーノズルのついたホースを使って散水します。こうすることで、目地からしみ込んだ水がモルタル部分にまで到達して下地をしっかりと固めてくれます。24時間ほどは上に乗らないようしましょう。1週間もすれば、重たいものも置いても大丈夫です。

ここまで、自分でタイルやレンガを敷き詰める方法をお伝えしてきましたが、下地つくりは正確な寸法測りと均一に穴を掘り進めていく作業がたいへんでした。水糸やグライダーなど、プロが使うような道具から揃えるなると準備も一苦労です。

プロなら、熟練した技で、お庭にタイルやレンガをきれいに敷き詰めてくれ、雑草対策や日々のお手入れ方法に関しても適切なアドバイスをもらえます。趣味程度で、自分でやってみたいと思っている方にとっても、最初にやり方やコツを教わることで2回目以降、自分で上手にタイルやレンガを敷き詰めることができるのではないでしょうか。

タイルやレンガを敷くメリット・デメリット

最後になりましたが、タイルやレンガを敷くとどのようなメリット・デメリットがあるか確認していきましょう。

メリット

お庭にタイルやレンガを敷くことで見た目がよくなります。タイルやレンガの種類も豊富なので、アンティーク調や、まるでヨーロッパにあるガーデンのような雰囲気を醸し出すことができます。お庭でBBQをしたいという方も足場が平らになるので、便利です。

また、日々のメンテナンスがたいへんという方にとっては、レンガよりもタイルを使用することがオススメです。タイルなら耐久性も高く、汚れも落ちやすいです。

また、お庭で悩まされることのなかには「雑草が抜いても抜いても生えてくる」ということがあるでしょう。雑草は土から生えてくるので、タイルで覆ってしまえば雑草対策になります。

デメリット

タイルの素材によっては、雨や雪のさいに足場が滑りやすくなってしまいます。夏だとタイルに太陽光が照り返して暑さが倍増してしまうケースもあります。

また、タイルやレンガを敷くと費用がかかってしまいますよね。種類を選ばなければタイルやレンガの費用を抑えることができますが、耐久性のよいものなど、質の高い商品は値が張ります。敷き詰めるとなると複数枚のタイルやレンガが必要となるので、費用もぐんと高くなってしまいます。

自分でタイルやレンガを敷き詰めるとなると、砂やセメントなどの材料や道具も揃えないといけない、自分で下地をつくらないといけない、などさらにたいへんです。

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プロの業者に任せると楽にきれいに仕上がる

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タイルやレンガを敷くと見た目が美しくなり、日々のお庭のメンテナンスも楽になります。しかし、自分でタイルやレンガを選んで、地面の寸法を測ってというようなことからしていると、手間と時間がかかりたいへんです。また、作業のさいに使う道具や材料を揃えると費用も思った以上にかかってしまいます。慣れていないと、きれいにタイルやレンガを敷き詰められるかも不安です。

自分でお庭をDIYすると、確かに料金を抑えることができますが、以上のような知識もなく何も揃っていない状態から作業をはじめることに不安をもっている方は、お庭のプロに相談してみることをオススメします。

プロなら、お庭の状況を丁寧に確認してくれるので、お庭づくりをトータルで施工してもらえます。理想のお庭のイメージをプロに伝えると、できる限りイメージに近い状態で、タイルやレンガをきれいに敷き詰めてくれるので、楽をして美しいお庭を手に入れることができます

まとめ

タイルやレンガにはたくさんの種類があります。最近ではデザイン性が高く安価で手に入るタイルやレンガが揃っています。タイルやレンガを敷き詰めると、お庭の見た目もよくなるだけでなく、日々のお手入れも楽になるのです。

自分でDIYをしてお庭にタイルやレンガを敷き詰めると達成感があり、楽しいかもしれません。しかし、初めての場合や、お庭の面積が大きくて自分ではできそうもないという場合は、お庭のプロに相談してみるのもひとつの手です。熟練の技を駆使して、丁寧にお庭を仕上げてくれるので、理想とするお庭を手に入れることができるでしょう。

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