低木の種類とおすすめ品種を解説!育てやすい低木でお庭を彩ろう

低木の種類とおすすめ品種を解説!育てやすい低木でお庭を彩ろう

ガーデニングをしている方なら「もうひと工夫くわえて、さらにステキなお庭にしたいなぁ」と一度は思ったことがあるでしょう。とはいえ、植えるために多大な費用のかかる大きな木などには、なかなか手が出せないですよね。そこでおすすめなのが低木です!

おすすめする理由はいくつかありますが、「低木」という名前の通りそれほど成長せず、お手入れがほかの樹木に比べて楽である点は最大の利点でしょう。お庭のバランスを損なうことがなく、さらにアレンジを加えることができる点も魅力です。

今回は、ガーデニングにおすすめの低木の種類やお手入れの仕方について詳しくご紹介いたします。ぜひこの記事を参考に、低木をガーデニングに取り入れてみてください。

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目次

お庭に低木をおすすめする理由

低木とは、背の高さが3m以下の比較的背の低い木のことで、灌木(かんぼく)ともよばれます。では、どうして低木がガーデニングに向いているのでしょうか。先ほどもすこしご紹介しましたが、おすすめする理由をさらに詳しく挙げていこうと思います。

・背が低いから剪定(せんてい)が安全で楽
庭木のお手入れでは、見た目を美しく保ち、木の成長を促進させ、さらに病害虫などの予防をするために枝木を切る「剪定」をしてあげる必要があります。ですが、お庭に木を植えても成長して7~8メートルほどになるものでは、個人で剪定をするには大変で時間もかかってしまうでしょう。

個人で手に負えなくなり、この作業を業者に頼んだ場合、費用は1回につき1, 2万円程度で済みます。しかし、木は毎年葉を付け成長するものなので、剪定も毎年おこなう必要が出てきます。毎年のように業者に剪定を依頼することで、結果としてばかにできない金額になってしまうのです。

その点、低木は背が低く剪定の作業が簡単なので、個人でも安全におこなうことができます。低木を植えることで、お庭のお手入れにかかる費用をおさえられるのです。

・成長の速度がゆっくり
低木は成長のスピードが遅いため、高木に比べてお手入れが必要になる頻度も少ないです。また、1回におこなうお手入れの作業量も少なくおさえられ、なにより簡単におこなえます。

・お庭のバランスを崩さない
ガーデニングをおこなううえでは、お庭全体のバランスを考えることが非常に重要です。植えた直後はちょうどよい高さの樹木でも、成長して大きくなりすぎると、ほかの植物をふくめた全体のバランスが崩れ、不自然な景観のお庭になってしまいます。

低木なら成長するスピードが遅く、成長してもそこまで大きくならないので、お庭全体のバランスを崩してしまう心配はありません。

・お隣との目隠しにちょうどよい
あなたのお庭や家のなかが隣の家から丸見えになっていたり、逆に隣の家のなかが見えていたりしては、気持ちよく生活することができませんよね。さらにはプライバシーの問題から、ご近所トラブルにも発展しかねません。

なんとか目隠しになるような壁を設置したい。けれども、無機質なコンクリートの壁や鉄の仕切りを置くのは抵抗がある。

そんな方におすすめなのが、低木による目隠しです。低木による緑の仕切りは、コンクリートや鉄の仕切りのようにお庭の景観を損なうことがありません。緑に囲まれたお庭ならただ目隠しとして機能するだけでなく、多くの人にとって憩いの場になるような特別な空間にもなるでしょう。

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低木の種類1:シンボルツリーにおすすめ!常緑樹

低木の種類1:シンボルツリーにおすすめ!常緑樹

これまでご説明したように、ガーデニングにおいて、低木は非常に役立つ樹木です。しかし、低木といっても非常に種類は豊富ですので、どれがよいかわからないという方も多いでしょう。そのような方のために、ガーデニングにおすすめの低木をいくつかご紹介していきます。

日陰に強いアオキ

アオキは、強い耐陰性をもつ常緑性の広葉樹で、寒い地域や日陰でも育つことができます。そのため、1年を通して天気が悪く、十分な日光を確保することの難しい地域や、日当たりがあまりよくない立地のお庭でも安心して育てられるでしょう。

ただし、アオキは半日陰を好む半陰樹でもあります。日光が強く照りつけるような場所での生育には適していないので注意が必要です。

常緑樹なので、葉は1年を通して鑑賞可能です。その葉は、まだら模様の品種が多く光沢(こうたく)があり非常にきれいです。2月上旬から6月下旬にかけては、かわいらしい赤い実をいくつも付けます。

病害虫に強いという特徴もあります。ただし、カイガラムシという病害虫には弱いので、黒くなってしまった葉を見つけたらすぐに取り除き、殺菌剤を散布してください。また、カイガラムシなどの病害虫の幼虫を見かけたら、すぐに歯ブラシなどで駆除しましょう。

寒さに強いシラカシ

シラカシはブナ科の常緑樹で、年間を通じて落葉することがありません。成長すれば高さ20メートルにもなる大きな木です。とはいえ、お庭ではそれほど根を深くおろすことがないため、それほど大きく育つことはありません。

シラカシの最大の特徴はなんといっても、どんぐりがなるということでしょう。どんぐりがお庭に落ちている様子は、秋の訪れを感じさせてくれます。

シラカシは暑さ、寒さに対して非常に耐性があります。土がひどく乾燥している場合以外は、とくに水やりも必要なく自然に降る雨で十分で、肥料も基本的には必要ありません。また、シラカシは上へ上へと成長してしまうので、お庭の大きさにあわせて成長させたい場合は強めに剪定してあげましょう。

平和の象徴オリーブ

オリーブは、乾燥した地中海地域が原産のモクセイ科の常緑樹で、平和の象徴としても有名です。その葉はよい香りがするだけでなく美肌や健康効果もあるとされ、浴槽に入れたり、料理に添えてみたりなど多くの用途があります。

オリーブは、日当たりがあり風通しのよい場所を好みます。日照時間が足りないと、葉を落としてしまうのです。そのため、室内で育てる場合にも適度に日光を当ててあげる必要があります。

原産地からわかるように、基本的には乾燥に強いですが、土の表面がかわいたらたっぷり水をあげる必要があります。また、アルカリ性の土壌を好むので、葉が黄色くなるなど栄養不足の兆候が見られたらオリーブ用の肥料をあげましょう。

低木の種類2:種類豊富なコニファー

常緑樹のなかでもコニファーは、さまざまな種類がありお庭の景観にあわせやすいことで人気のある低木です。ここからは、コニファーの特徴や種類について見ていきましょう。

コニファーとは

コニファーというのは、園芸用に用いられる針葉樹の総称です。世界には何万種類もあるといわれていますが、日本で生育可能なものは200種類程度とされています。種類が多いため、色やかたち、生育環境もさまざまです。

洋風住宅のお庭の景観と相性がよくおしゃれなため、近年は日本でも普及してきています。また、針葉樹特有の爽やかな香りがあることから、森林浴の効果も期待できるでしょう。

さまざまな種類のあるコニファーのなかから、美しく人気のあるものをいくつかご紹介します。

・ゴールドクレスト
アメリカのカリフォルニア海岸を原産とするモントレーイスギから品種改良されたもので、とくによく見かける種類のコニファーです。独特の匂いと円すい形の見た目で知られています。

原産地に由来し日当たりと水はけのよい環境を好みますが、高温多湿を苦手とするので日本での生育にはあまり向いていません。支柱を併用するなどといったお手入れが必要となります。

・ブルーアイス
銀白色の葉と新芽が美しく、香りもとくに強いヒノキ科のコニファーです。病害虫も少ないため育てやすいのですが、根が弱く台風などで倒れるおそれがあるので、添え木などの対策が必要になります。

・ヨーロッパゴールド
ヨーロッパゴールドの葉は、四季を通して緑色から黄金色へと変わっていくので、1年中楽しむことができます。また、もともとはニオイヒバとよばれる、カナダに生息するヒノキ科の常緑針葉樹の園芸種なので、オレンジのようなよい香りがします。

コニファーを育てるうえでのポイント

コニファーは基本的に高温多湿に弱いです。そのため、1年を通して風通しがよく涼しい、そして日当たりのよい環境で育てることを心がけましょう。

コニファーは育つと樹形が崩れやすいので、こまめに剪定をしてキレイに保つ必要があります。ただ、このときに注意しなければならない点として、コニファー類は金属を嫌う性質があるので、セラミック製のハサミで剪定することをおすすめします。

また、コニファーにとっては乾燥も大敵です。用土がかわくと樹木が枯れてしまうので、たっぷりと水をあげましょう。ただし、水をあげすぎると根が腐ってしまう恐れもあるので気を付けましょう。

コニファーは、基本的に日本の気候との相性があまりよくないので、お庭の環境を確認して適した場所を選び生育する必要があります。水はけのよい土を好むので、用土を使ってあげるとよいでしょう。

コニファーの育て方

コニファーを育てるにあたって、最初に重要になるのが場所選びです。風通しのよく涼しい場所で、日当たりのよい場所を選んであげましょう。

続いて、樹形をキレイに保つために、こまめに剪定をしてあげましょう。ただ、真夏はコニファーが枯れてしまいやすいので、剪定は控えたほうがよいです。

植木鉢でコニファーを育てていると、鉢から根があふれることがあります。その様子を見かけたら、すぐに大きな鉢に植え替えをしてあげましょう。

低木の種類3:気軽に楽しむ!鉢植えタイプ

低木の種類3:気軽に楽しむ!鉢植えタイプ

お庭の彩りとして樹木が気になっていても、手間のかかりそうな樹木を植えることに抵抗があったり、植えられるスペースがなかったりする方もいると思います。そういった方におすすめなのが、鉢植えタイプの低木です。そのなかでも育てやすく、おすすめの低木をいくつかご紹介します。

・ルスカス
ルスカスはユリ科の常緑低木で、きれいでツヤのある葉が年中付いています。実も季節にかかわらず付いていますが、ピークである冬には、かわいらしい小さな赤い実がたくさん見られます。寒さだけでなく乾燥にも強い多年草で、育てるのも非常に簡単なのでおすすめです。

・ホワイトセージ
ホワイトセージは、アメリカのカリフォルニア州南部が原産の多年草のハーブで、茎や葉が白っぽいのが特徴です。普通のセージに比べて匂いが強く、葉を乾燥させて火をつけ、すぐに消すとお香のような匂いがします。

その匂いにはシオネールとよばれる成分がふくまれ、抗菌、免疫調整作用、抗ウイルス作用があります。古くからアメリカの原住民のあいだでは、その匂いが霊的な力をもっているとされ、聖なるハーブとして儀式に使われてきました。

・コーストバンクシャー
コーストバンクシャーは、オーストラリアのもっとも乾燥した地域に分布する常緑種で、密に配置された花が特徴的できれいな咲き方をします。また、暑さに強く、乾燥した場所を好むので水はけのよい土壌が適しています。

・キンポウジュ
キンポウジュは、オーストラリアが原産のフトモモ科の常緑樹です。英名でもBottle Brushとよばれるように、ブラシに似た赤く特徴的な花をもっています。日本の一般的な花とはかけ離れた見た目をしており、一斉に咲くと迫力がありとてもきれいです。

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低木を選ぶときに気を付けること

ほかの植物と同じように、低木をガーデニングに取り入れるときにも注意点がいくつかあります。お庭の環境を見直して、のびのびと低木を育てられるようにしましょう。

樹木の生育環境を確認する

お庭の日当たり、湿度、水はけなどといった樹木の生育にかかわってくる条件は、家の数だけ違います。まったく同じ環境のお庭は、ふたつとないのです。

そして、それぞれの樹木にも適した生育条件というものがあります。この条件を確認しなければ、せっかく樹木を植えてもしっかりと育たず、枯れてしまうことも考えられます。数ある低木のなかから、自分のお庭の条件にあったものを選びましょう。

組み合わせてバランスよく配置する

低木のなかにも、広葉樹・針葉樹・常緑樹・落葉樹といった分類だけでなく、実・葉・花の色・かたちといった、さまざまな要素があります。

花の咲くタイミングのほか、実を付けるタイミング、落葉・紅葉の有無、成長後の高さのバランスなどを把握しておかないと、季節によってお庭の統一感が失われかねません。バランスを考えてうまく配置すればお庭の統一感が増し、お庭の景観に奥行きが出て美しく見えるでしょう。

成長後の大きさを見越して周りにスペースを確保しておく

植えたあとの低木がどれくらい成長するのかを考えて、植える場所を決めることも大切です。無計画に植えると、何年かあとに隣の植物と枝がぶつかったり、葉が重なったりしてけんかしてしまいます。

これはお庭を狭く見せることになり、「手入れがゆき届いていない」といったマイナスの印象につながってしまいます。樹木同士が、お互いの成長を阻害しあうことにもなりかねません。成長後の大きさを考慮に入れて、周りに十分なスペースを作っておきましょう。

まとめ

お庭にひと工夫をくわえてステキな空間にしたいとお考えの方は、低木を取り入れてみてはいかがでしょうか。大きく育ちすぎることのない低木には、お手入れが簡単で育てやすいというメリットだけでなく、比較的少ないコストでお庭を飾ることができるというメリットもあります。

低木を植えるときには、お庭の環境に一番あった種類のものを選び、最適な場所に植えることが大切です。うまく育てられれば、お庭全体に統一感が生まれ、奥行きのある空間に見せることもできるでしょう。自宅のお庭にあう低木がよくわからない、低木のガーデニングに関して疑問があるという方は、業者に相談してみることをおすすめします。

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