剪定枝を処分するにはさまざまな方法がありますが、基本的には可燃ゴミとして出すことができます。加工されていない庭木の枝葉は、焼却処分することができるからです。剪定枝の量が多い場合は、ゴミ処理施設に持ち込んだり、処分を業者に依頼したりという方法もあります。
この記事では、剪定枝の処分方法を中心にご紹介していきます。剪定が手間だと感じたら、業者に依頼するのもひとつの手です。業者に依頼したときの費用相場についてもお伝えしていきますので参考にしてみてはいかがでしょうか。
目次
剪定枝の処分方法はおもに4つ
最初に、剪定枝の処分方法についてご紹介しましょう。おもに次の4つの方法があります。
可燃ゴミとして処分
一番手軽な方法は、可燃ゴミとして処分する方法です。剪定枝をゴミ袋に入る大きさまで切れば、そのまま可燃ゴミ扱いにできるのです。
この方法なら費用もかからず、回収日も週に2回ほどあるところが多いので効率もよいでしょう。
ただし、自治体によっては50cm以下に切るなどの決まりがある場合もあります。粗大ゴミ扱いになることもあるかもしれません。処分する前に、自治体に確認してみてください。
ゴミ処理施設に持ち込む
可燃ゴミ袋に入りきらないほどの量の剪定枝が出た場合は、直接ゴミ処理施設に持ち込んで処分するとよいでしょう。
結束などが必要になったり搬入できないものがあったりすることもあるため、事前に施設への連絡が必要です。また、処理手数料がかかるので気をつけましょう。料金は施設で計量して、たとえば10kgあたり200円というように決まることが多いです。
管轄のゴミ処理施設がどこにあるか分からない場合は、自治体に問い合わせしてみてください。
庭に埋める
剪定枝が比較的少量なら、細かく切って自宅の庭に埋めて処分するという方法もあります。このときガーデンシュレッダーがあれば、手間がかからず枝葉を細かくすることができます。
ガーデンシュレッダーとは、枝や葉などを紙のシュレッダーと同じように細かく刻むことができる機械です。チップのように粉砕できるので、大量の剪定枝も簡単にコンパクトにおさめることができるのでしょう。
また、粉砕したものをウッドチップとして活用することもできます。時間はかかりますが、このチップ化したものを腐らせることで堆肥とすることもできるのです。
業者に処分の依頼をする
最後は、剪定枝の処分を業者に依頼するという方法です。不用品回収業者、造園業者などは、剪定枝の処分をおこなっている場合があります。
業者に連絡すれば自分で枝を小さくするなどの手間はかかりません。希望の日時に処分してもらうことも可能です。そのかわり、料金はかかってきますので事前に確認しておきましょう。
業者に庭木の剪定を依頼すれば処分の手間が省ける
これから庭木の剪定をするという場合は、剪定自体を業者に依頼すると処分までセットでお願いすることができます。剪定とセットでお願いすれば、剪定後にそのまま処分してもらえるため、庭がすぐにきれいになるのです。袋を用意したり庭木をいったん保管しておいたりする必要もありません。
このとき注意が必要なのは、見積りの時点で枝の処分まできちんと料金に入っているか確認することです。後から追加料金がかかってしまうということがないようにしましょう。
剪定をするにはさまざまなポイントがあり、知識がなければ最悪の場合、庭木を枯らしてしまう原因となることもあります。知識や経験が豊富な業者に依頼することで、より確実に剪定をおこなってもらえるのです。
弊社では、お客様のご要望に合った剪定業者をご紹介しています。全国どこでも365日受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
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業者に剪定を依頼したときの費用の仕組み
業者に剪定を依頼すると、費用はどのぐらいかかるのか気になることでしょう。庭木の剪定費用は、木の本数と1本あたりの樹高(木の高さ)によって算出される「単価制」と、作業員の人数と1人あたりの費用で算出される「日当制」の2種類があります。以下はそれぞれの費用相場です。
【単価制の場合】
木1本あたり
- 3メートル以内……3,000~4,000円前後
- 3~5メートル以内……約5,000円~8,000円前後
- 5~7メートル以内……1万3千円~1万8千円前後
- 7メートル以上は要相談としている業者がほとんどです。
【日当制の場合】
作業員1人あたり1万5千~2万8千円前後
作業が大がかりである場合や複数本の木を剪定してもらう場合は、人数が増えることがあります。
これらの剪定そのものの費用とともに、剪定枝の処分費用がかかります。剪定枝の処分費用は発生した剪定枝の量によりますが、約1,000~3,000円前後となっているようです。
さらに業者によっては出張費などがかかることがあるため、業者に剪定を依頼する際にはきちんと見積りをとるようにしてください。また、施肥・害虫防除などをおこなっていることもあるので、必要があれば一緒に依頼するのがおすすめです。
高所作業が必要な場合
剪定するのが高木であるなどの場合には、クレーン車などの重機を使って剪定作業をすることがあります。重機を使用した場合は、約2万~5万円の別途費用がかかるので注意が必要です。
弊社では剪定はもちろん、お庭全般の相談ができる業者をご紹介することができます。草取りや伐採、砂利敷きなども承っています。庭木のお手入れ方法なども、一度プロに相談してみてはいかがでしょうか。
24時間いつでもお問い合わせしていただけます。お庭のことで困っているけれど時間がないという方も、お気軽にお申し付けください。
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