【マテバシイ】剪定時期と手順を解説!難しいときは業者に依頼しよう

【マテバシイ】剪定時期と手順を解説!難しいときは業者に依頼しよう

マテバシイの剪定をするうえで重要なのは、正しいタイミングと方法を知っておくことです。
生育の旺盛なマテバシイは適切なタイミングで剪定をしないとすぐに枝が伸びてしまいます。
また、体力のない時期に剪定をすると弱ってしまうおそれもあります。

そうなってしまわないように、このコラムでご紹介するマテバシイの剪定に必要な道具や方法を参考にしていただき、剪定をおこないましょう。

また、自分で剪定するのが難しい場合には業者に依頼する方法もあります。
剪定を業者に依頼したときにかかる費用相場についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

費用面などをできるだけ早く相談したい方は、お庭110番にお問い合わせください。
ご希望の作業内容や予算などをお聞きしておすすめの業者をご紹介します。

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目次

剪定は寒い時期を避けておこなおう

マテバシイの剪定は、適した時期に、必要な道具を用意し、正しい方法でおこなう必要があります。マテバシイの健康を保つために実際に枝を切る前に、それぞれ確認しておきましょう。

剪定に適した時期

剪定に適した時期

マテバシイの剪定は、年に2回ほどおこなう必要があります。マテバシイは芽を出す力が優れているため、1回の剪定だけでは、また枝が伸びてしまって日当たりや風通しが悪くなり、樹形も乱れてしまうからです。枝が伸びすぎると見栄えが悪くなるだけでなく、湿気の多い状態になって病害虫が発生し、マテバシイが枯れてしまうおそれがあるのです。

剪定のタイミングは、7月前後と11月前後が最適です。7月は新芽が出そろって、生長期の真夏に向けて体力を蓄えている時期です。この時期なら枝を切っても木への負担が少なく済みますし、先に枝を切りつめておくことで夏の間に伸びすぎるのを防ぐことができます。

また、マテバシイは寒さに弱いため、寒くなってから剪定をすると負担が大きく、枯れてしまうおそれがあります。成長が落ち着き、寒くなる前の11月前後に剪定しておくようにしましょう。

必要な道具を準備しよう

剪定前に以下の道具を準備しましょう。

  • 剪定バサミ
  • 植木バサミ
  • 脚立
  • 作業着
  • 手袋
  • 掃除道具
  • ゴミ袋

念のために剪定ノコギリも用意しておくのもよいでしょう。剪定道具はホームセンターやネット通販などで購入することができます。育て始める際に、苗などと一緒に購入しておくとよいでしょう。

剪定方法

剪定は以下の手順でおこないましょう。

  1. あらかじめ、どのような樹形にするか思い描いておく
  2. 枝の先端から出ている4本ほどの細枝は2本のみ残し、そのほかは切り取る
  3. 上記の作業を繰り返し、風がよく通るようにする(葉っぱの数もある程度減らしていく)
  4. ひととおり枝葉を取り除いたら、一度マテバシイ全体を見て樹形を整えていく
  5. 思い描いた樹形にできたら、切り落とした枝葉を掃除しゴミ袋に入れて処分する

前もって自分好みの樹形を思い描いておけば、剪定する際に悩みながら形を整えることがなくなります。

マテバシイを庭木として育ててみよう

ドングリがなる木のマテバシイですが、庭や鉢でも育てることは可能です。また育てたマテバシイになったドングリは、食べることができます。ここでは、自宅の庭や鉢で上手く育てるコツをご紹介します。

育てる環境

育てる環境

マテバシイは日差しがあり風がよく通る少し湿った場所、または乾燥気味の場所で育てましょう。またマテバシイはある程度の寒さには耐えられますが、北海道のような寒さが厳しい地域では、枯れてしまう場合があります。

水や肥料を与える頻度

水の与え方は鉢植えと地植えで違ってきます。鉢植えの場合、夏は1日2回、朝と夕方に水やりをおこないます。冬は土を触って乾いていたらたっぷり水を与えましょう。地植えの場合、植え付けて半年は3日に1回ほど土の乾き具合を確認し、水を与えましょう。しっかりと土壌に根づいたら、自然の雨だけで十分です。

肥料は、地植えの場合2月と9月に、鉢植えの場合は3月~4月と9月に緩効性肥料を与えます。

植え替え

植え替えは5月~9月ごろにおこなうのが最適です。マテバシイは寒さに弱いため、冬場に植え替えをすると弱ってしまうおそれがあります。体力が十分にある時期に植え替えることで、早く根づきます。ではまず、必要な道具を準備していきましょう。道具は以下のとおりです。

◆準備するもの

  • 今のものよりひと回り大きな鉢
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石
  • 手袋
  • ハサミ
  • ピンセット

準備ができたら、以下の手順に従って植え替えをおこないます。

◆手順

  1. 新しい鉢に鉢底ネットを敷き、その上に鉢底石も敷く
  2. 3cmほど土を入れる
  3. 古い鉢からマテバシイを抜き、表面や底の土を落とす
  4. 長くなった根や黒くなった根はハサミで切り落とす
  5. 新しい鉢にマテバシイを置く
  6. 根に土を隙間なく被せていく
  7. 水をたっぷり与える

土を落とすときにピンセットを使うと、土が崩れやすいのでおすすめです。また土が固いときは、少量の水で湿らせて落とすのもよいでしょう。

発生しやすい病害虫

マテバシイを育てていると、病気や害虫が発生してしまうことがあります。ここでは、マテバシイに発生しやすい病害虫を2つご紹介していきます。

うどんこ病

うどんこ病とは、植物の葉などがうどんの粉をまぶしたように白くなる病気です。この病気は、土の中にいるカビが風に飛ばされ付着したことで発症してしまいます。うどんこ病を放置すると、葉が光合成できず枯れたり、花が咲かなくなったりするなどの被害が出てしまいます。

うどんこ病が発生した場合、3つの対処法があります。以下に対処法をまとめたので見ていきましょう。

無農薬で治す農薬や殺菌剤を使う発生箇所を取り除く
・酢スプレーを使う
350mlの水に1mlの酢を混ぜたものを発生箇所にスプレーする
・重曹スプレーを使う
500mlの水に1gの重曹を混ぜたもの酢スプレー同様、発生箇所にスプレーする
うどんこ病の症状が進行している場合は、農薬や殺菌剤を散布。ただし、薬剤を使うため、事前にパッケージに記載されている取り扱いについての説明を確認しておくうどんこ病が発生して時間がたつと、自然に直すことが困難になる。被害を拡大しないために、うどんこ病になっている箇所を切り取る

うどんこ病は20度~25度くらいの温度で発生します。そのため、うどんこ病が発生する適温にしないように、定期的に水を与えたり、剪定をして風通しをよくしておいたりすることで予防することができます。

カイガラムシ

カイガラムシは、1mm~10mmほどの大きさをした白色や茶色の虫です。カイガラムシが植物に発生すると、樹液を吸われて枯らされてしまいます。またカイガラムシの排泄物により、「すす病」や「こうやく病」の発症にもつながるため、早めに対処する必要があるのです。

カイガラムシの対処法は、卵・幼虫・成虫で異なります。以下にまとめましたので、参考にしてください。

幼虫成虫
ティッシュで拭き取る殺虫剤を撒いて駆除する。数が少なければ手で取り除くことも可能。
殺虫剤を使いたくない場合は、賞味期限が切れた牛乳を散布する方法もある
成虫になると殺虫剤が効きにくいため、歯ブラシやヘラで擦り落とすか、剪定しても大丈夫な枝である場合は、剪定するとよい

カイガラムシが発生しないためには、葉に水を与えたり、植物の周りを掃除してきれいにしたりすることで予防できます。
また枝などをこまめにチェックし、カイガラムシが成虫になる前に駆除するようにしましょう。

なお、お庭110番では剪定だけでなく病害虫対策の相談も受け付けています。
事前の対策や被害に遭ったあとの樹木の消毒など、必要な作業がある場合はお庭110番にご相談ください。

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マテバシイはドングリで増やすことが可能

マテバシイは9月中旬ごろにドングリ(実)をつけます。熟して自然に落ちたドングリを庭や鉢にまけば、マテバシイの株を増やすことができます。

ただし、すべてのドングリで増やせるわけではありません。この章では、マテバシイを増やすときに使えるドングリや増やし方について解説していきます。育てるのは、比較的簡単なのでぜひ試してみてください。

使えるドングリか確認しよう

使えるドングリか確認しよう

マテバシイを増やす際は、重さがありヒビが入っていないドングリを選んで拾いましょう。もし拾ったドングリが軽かったり、ヒビが入っていたりするものは中に虫がいる可能性があるからです。

虫がいるドングリは発芽することがないので使うことができません。また虫がいなくても、中身が乾燥している場合でも発芽しないです。ただ、ドングリの重さは手で持っただけではわからないため、拾ってきたあとは水に入れて調べましょう。

水をたっぷり入れた容器に、拾ってきたドングリを入れます。そうすると、水に沈んだドングリと浮いたままのドングリが出てきます。浮いているドングリは中身がなく軽いので取り除きます。

発芽しやすくなるようにそのまま水に2日間ほどつけておきます。ドングリの選別と植えるドングリの準備ができたら、次にご紹介する手順を参考にして作業を始めましょう。

増やし方の手順

ドングリを植える前に、まずは以下のものを準備しましょう。

◆準備するもの

  • ドングリ
  • 鉢底石
  • 鉢底ネット
  • 培養土もしくは用土(赤玉土6:腐葉土4で混ぜたもの)
  • 作業用手袋

◆手順

  1. 準備した鉢の底に鉢底ネット→鉢底石の順番で敷いていく
  2. 培養土または用土を鉢の中に入れる
  3. 深さ3cmほどの穴を2個~3個掘る
  4. 掘った穴にドングリを横向きに入れて、上から土をかける
  5. 水を与えたら土が乾くのを防ぐために、落ち葉などを上から被せておく
  6. 半日ほど日が当たる場所に置き、芽が出るまで4日~5日に1回水やりをする

鉢に植えても、育てている途中で乾燥してしまうと芽を出さなかったり、芽を出すのが遅れてしまったりする可能性があります。そのため、土は湿った状態を維持しておくようにしましょう。

ただし、水の与え過ぎは腐ってしまう原因になりますので、4~5日に1回の頻度でおこないましょう。

樹高が高くて剪定が難しいときは業者に依頼しよう

マテバシイは樹高が10m~15mになる木です。自身で剪定をおこなう場合、高さは3メートルほどが無理なく剪定できる高さとされています。もしマテバシイの高さが3メートル以上のときは、剪定業者に依頼しましょう。その際にかかる費用は以下のとおりです。

◆費用相場

  • 3m未満……3,000円前後
  • 3m~5m未満……7,000円前後
  • 5m~7m未満……1万7千円前後

※7m以上の場合は個別に見積りをとる業者がほとんど

ここでご紹介した費用はあくまで目安になります。費用の詳細を知りたいという方は、業者から見積りをとることをおすすめします。また、わからないことがあったら業者に質問してスッキリさせておきましょう。

業者をお探しの際は、ぜひお庭110番までご連絡ください。
お庭110番では、全国にある弊社加盟店からお客様のご要望に沿った業者をご紹介するサービスをおこなっております。

「相談だけしたい」という方でも構いません。
お気軽にご利用ください。

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