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シンボルツリーにオリーブの木がおすすめ!庭木に人気の8品種を紹介

シンボルツリーにオリーブの木がおすすめ!庭木に人気の8品種を紹介

オリーブはシンボルツリーとして人気の樹木です。
シャープで鮮やかな葉とすらっと伸びる幹、白い小さな花や熟すと赤くなる実も美しく、一年を通してお庭を彩ってくれます。

オリーブの栽培に適した環境や育て方の注意点、品種ごとの特徴を確認してご自宅にぴったりのシンボルツリーを植えましょう。

おすすめの品種や実を付けるためのポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • オリーブは育てやすい木
  • シンボルツリーにぴったりのオリーブの品種
  • オリーブの実を楽しむためのポイント

オリーブってどんな木?

オリーブの木

オリーブは常緑性の中高木です。
観賞用に植えられる他、オリーブの実を収穫するための果樹としても育てられています。

オリーブの木の基本情報をまとめてご紹介します。

和名 オリーブ
学名 Olea europaea
科名・属名 モクセイ科・オリーブ属
起源 約6千年前に小アジアで栽培されるようになり、ギリシャ諸島やギリシャ本土に広がったとされている。
野生種は約8千年前から自生していたともいわれている。
原産国 イタリア・スペイン・ギリシャ・トルコなどの地中海沿岸の国々
適した環境 日当たりがよく温暖でやや乾燥した環境を好む。
花芽を付けるためには冬の寒さに当たる必要がある。
開花時期 5~6月頃
花言葉 平和・知恵

小豆島はオリーブの産地

小豆島オリーブ原木

日本では1908年から香川県、三重県、鹿児島県でオリーブの試験栽培が始まりました。
そのなかで香川県の小豆島のみが栽培に成功し、日本のオリーブの産地となったのです。

もちろん、当時の技師たちの技術や努力があってこそですが、日照時間の長さや温暖な気候など、小豆島の環境が原産地の地中海沿岸に似ていることも栽培成功の大きな要因です。

オリーブは日照時間が長いほど生育がよく、年間2千時間以上の日照時間が望ましいとされています。
(参考:香川県「オリーブの栽培条件と管理」

シンボルツリーにはオリーブの木がおすすめ

シンボルツリーとは、その名のとおり象徴となる木で、建物やお庭の印象を決めるものです。

シンボルツリーにオリーブをおすすめする理由は以下の3点です。

  • 見た目が美しい
  • 育てやすい
  • 食も楽しめる

見た目が美しい

シンボルツリーには、一般的にはすらっとしたシルエットの中高木が選ばれます。
その点、オリーブはまさにシンボルツリーにぴったりな木です。

銀色に光る細長い葉と上へ伸びる枝が印象的で、初夏に咲く白い小さな花や秋に実る緑の実、冬に熟した赤い実も美しいです。

オリーブの花
オリーブの花
オリーブの実
オリーブの実

育てやすい

オリーブは四季のある日本の環境下でも比較的育てやすい樹木です。
オリーブの木は温暖な気候を好みますが、暑さに強いだけでなく短期間なら寒さにも強く、マイナス10度前後まで耐えられる耐寒性があります。

また、オリーブの木は乾燥に強いため、地植えの成木なら水やりの必要はほとんどありません
真夏の雨量が少ないときにのみ、10日に1回程度たっぷりと水をあげましょう。

鉢植えで育てる場合には、土の表面が乾いたら鉢底の穴から流れ出るくらいの量の水をあげてください。
花付きが悪く実にしわが寄る場合は、水が足りていないおそれがあるため要注意です。

食も楽しめる

オリーブの実が、オリーブオイルにしたり塩漬けにしたりして食べられることはよく知られていますよね。
食用としての楽しみも含めて、オリーブをご自宅に植える方は多いです。

また、オリーブは実だけでなく、葉を摘んでオリーブ茶を楽しむこともできます。
オリーブは実にも葉にもポリフェノールが豊富に含まれているため、健康食としても注目です。

後悔しないためにオリーブのデメリットも知っておこう

比較的育てやすいとされるオリーブですが、デメリットもあります。
シンボルツリーとして育てる際には、以下の4点に注意してください。

  • 病害虫がやや発生しやすい
  • 強風で倒れることがある
  • 成長が早い品種はこまめな剪定が必須
  • 実を狙ってやってくる鳥の害

病害虫がやや発生しやすい

オリーブには以下のような害虫が付くことがあります。

オリーブに付く害虫
  • オリーブアナアキゾウムシ
  • アブラムシ
  • カメムシ
  • ハダニ
  • ハマキムシ
  • カミキリムシ(テッポウムシ)
  • スズメガ

特にオリーブアナアキゾウリムシは、オリーブを集中的に食害する虫としておそれられています。
こまめな剪定で風通しをよくしたり、市販の農薬を散布したりして予防しましょう。

また、オリーブは以下の病気にも注意が必要です。

オリーブがかかりやすい病気
  • 炭疽病
  • うどん粉病

炭疽病(たんそびょう)もうどん粉病もカビが原因で発生する病気で、葉に黒色の斑点ができたり粉がかかったように白くなったりします。
腐敗や生育不良を引き起こして植物を弱らせるため、早めに対処しなければいけません。

病気の予防にも剪定や農薬が有効です。
また、病気にかかった実や葉を放置すると被害が広がるため、できるだけ早く取り除くことが大切です。

強風で倒れることがある

オリーブは根が浅いため、強風で倒れてしまうことがあります。
木が若いうちや風の強い時期には、支柱を立てて支えてあげましょう。

台風の多い地域や年中強い風が吹いている場所では、オリーブをシンボルツリーにするのは避けたほうがよいかもしれません。

成長が早い品種はこまめな剪定が必須

オリーブの成木は移植が難しく、植え替え時に枯れてしまうことも少なくないです。
そのため、シンボルツリーにする際にも苗から育てるのが一般的で、シンボルらしく育つように成長の早い品種が選ばれることが多いです。

しかし、成長が早いと余分な枝も伸びやすく、剪定の頻度が高くなります。
特に、若い木は成長スピードが速いため、こまめな剪定が欠かせません。

実を狙ってやってくる鳥の害

オリーブの実を狙って鳥がやってきてしまうことがあります。
せっかく育てた実を食べられてしまうだけでなく、鳥が落としたフンに悩まされることもしばしばです。

また、収穫せずに熟した実が地面に落ちると、潰れて周囲を汚してしまいます。
もしも実を必要としないなら、受粉させずに枝葉だけを楽しむとよいでしょう。

オリーブの木には種類がたくさん!選び方の3つのポイント

オリーブの木には、世界中で1,600以上の品種があるといわれています。
(参考:香川県「オリーブの品種・生態」

たくさんの種類がありすぎて、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。

シンボルツリーにオリーブを植える際には、以下の3つのポイントに注目して樹種を選んでください。

  • 樹形
  • 果実の大きさや収穫量
  • 地植えか鉢植えか

樹形で選ぶ

オリーブの樹形は大きく分けると、直立型開帳型の2種類があります。

直立型はまっすぐ上へ伸びてすらっとした樹形に育つため、スマートな印象のシンボルツリーになります。

開帳型は枝が横に広がるため、力強いシンボルとしてだけでなく庭の目隠しや生垣にもぴったりです。
自然な樹形で育てれば野性的な印象になりますが、剪定で好みの形に仕立てることもできます。

果実で選ぶ

オリーブは品種によって実付きのよさや実の大きさが違います。

大きい果実は含油率が低いため、塩漬けやオイル漬けなどで丸ごと食べるテーブルオリーブに向いています。
含油率が高い小さい果実はオリーブオイルの採油向きです。

果実をどのように楽しみたいかによって、選ぶ品種を変えましょう。

地植えか鉢植えかで選ぶ

オリーブは地植えでも、鉢植えコンテナ栽培でも育てられる樹木です。

お庭がない住宅でシンボルツリーがほしい場合や、季節ごとの日の向きに合わせて位置を変えたい場合には、オリーブを鉢植えで育てましょう。
鉢植えは樹木の成長に合わせて植え替えをおこなう必要があるため、成長速度が緩やかな品種を選ぶとよいです。

シンボルツリーに人気のオリーブ8種

数ある品種のなかから、シンボルツリーにおすすめの品種を厳選して8種ご紹介します。

  • マンザニロ(マンザニリャ)
  • ルッカ
  • レッチーノ
  • ミッション
  • ネバディロ・ブランコ
  • アルベキーナ(アルベキナ)
  • シプレッシーノ(チプレッシーノ)
  • 新品種・ひなかぜ(HINAKAZE)

マンザニロ(マンザニリャ)

マンザニロ(マンザニリャ)の特徴
  • 開帳型
  • 成長速度は緩やか
  • 大きめの果実がたくさんなる

マンザニロ(Manzanillo)はスペイン語で「小さなリンゴ」という意味です。
その名のとおりリンゴのように赤い実は、肉厚で塩漬けに最適です。

実が付きやすい品種で、小豆島でも果実加工用として栽培されています。

ルッカ

ルッカの特徴
  • 開帳型
  • 成長速度は早い
  • 含油量の多い小さな実がなる

ルッカは病害虫に比較的強い品種です。
葉はねじれがあり、やや丸みを帯びています。
成長が早く大きく育つため、ダイナミックなシンボルツリーを植えたい方におすすめの品種です。

質のよいオイルがたくさん採れるため、小豆島でもオイル用として栽培されています。

レッチーノ

レッチーノの特徴
  • 開帳型
  • 成長速度は速い
  • 小さめの実がたくさんなる

病害虫にも、暑さや寒さにも強い品種です。
乾燥にも強く、比較的簡単に育てられます。

小豆島では採用されていない品種ですが、良質なオイルが採れるため世界中で栽培されています。

ネバディロ・ブランコ

ネバディロ・ブランコの特徴
  • 開帳型
  • 成長速度は早い
  • やや小さめのやわらかい実がなる

細長くシャープな葉が美しく、観賞用の苗木の出荷量が日本で最も多い品種です。
直立寄りの開帳型で、枝葉が多いためこんもりと丸みのある樹形に育ちます。

小豆島ではオイル用として栽培されている他、豊富な花粉量を活かして受粉用としても利用されています。

ミッション

ミッションの特徴
  • 直立型
  • 成長速度は遅い
  • 中くらいの大きさの実がたくさんなる

葉の裏側が白っぽく、光が当たると銀色に輝いてきれいです。
まっすぐ上へ伸びていくため、狭いスペースや鉢植えでの栽培にも適しています。

小豆島で最も多く栽培されている品種で、果実加工用としてもオイル用としても高品質です。

アルベキーナ(アルベキナ)

アルベキーナ(アルベキナ)の特徴
  • 直立型
  • 大きく成長しにくい
  • 小さめの実がたくさんなる

木が若いうちからたくさん実を付けるため、とにかく実を楽しみたい方におすすめの品種です。
コンテナ栽培や盆栽風の小さな鉢植えでも実を付けることができます。

小粒の実からは、まろやかな風味のオリーブオイルが採れます。

シプレッシーノ(チプレッシーノ)

シプレッシーノ(チプレッシーノ)の特徴
  • 直立型
  • 成長速度は緩やか
  • 小粒の実がなる

イタリア語で「イトスギ」という意味のシプレッシーノ(Cipressino)は、まっすぐにバランスよく伸びる樹形が美しく、シンボルツリーにぴったりな品種です。
枝が横に広がらないため、限られたスペースでの栽培にも適しています。

若い木でも実は付きますが、量はあまり多くありません。

新品種・ひなかぜ(HINAKAZE)

ひなかぜ(HINAKAZE)の特徴
  • 直立型
  • 成長速度は早い
  • 実がなるまでに4~5年かかる

緑の葉がきれいな新品種です。
成長がとても早く、整った樹形の立派なシンボルツリーに育ちます。

樹勢がよいぶん実が付きにくいため、実で周囲を汚したくない方におすすめの品種です。

庭木のオリーブの植え方と育て方

オリーブを庭に植える際の手順と手入れ方法を解説していきます。
実を付けるためのポイントも確認しておきましょう。

オリーブの植え付け方法

オリーブの植え付けに最適な時期は、3月~4月頃です。
地域や気候によって変動するため、新梢(新しい枝)が出始める時期を目安に植え付けをおこなってください。

地植えの手順
  1. 日当たりのよい場所に深さ60センチメートル前後の植穴を掘る
  2. 植穴に堆肥や土壌改良材を入れてよく混ぜる
  3. 苗木の根をほぐして植穴に入れる
  4. 苗木の株元が地面の高さになるように土を入れて調節する
  5. 支柱を立てる
  6. 水をたっぷりやる

手順1と2は植え付けの1~2ヵ月前までにおこない、オリーブ栽培に適した土壌を作っておきましょう。
深植えにしないこと、倒れないように支柱で支えることがポイントです。

お庭110番ではシンボルツリーの植え付けにも対応していますので、お気軽にご相談ください。

オリーブの剪定方法

オリーブの剪定は、初春の寒さがやわらぐ時期におこないます

樹形を整える強剪定と不要な枝を間引く透かし剪定をおこなって、健康で美しいシンボルツリーに育てましょう。
無理な丈詰めをおこなうと幹が不格好に太ってしまうため、理想の樹形のイメージを固めて計画的に切ることが大切です。

オリーブの木の剪定方法は以下の記事で詳しく解説しています。
正しい手順や切るべき枝の見分け方、オリーブを弱らせないコツなど、ぜひ参考にしてください。

実を付けたいなら2品種植える

オリーブは自家結実しにくい自家不和合性)という特徴があります。
自家結実とは、自身の花粉で受粉して実を付けることです。

実を収穫したいなら、品種の異なるオリーブを複数植えましょう。
その際には、開花時期が重なる品種を選んでください。

また、品種同士の相性も大事です。
「ミッションはルッカやネバディロ・ブランコと受粉しやすく、マンザニロとは受粉しにくい」など、品種によって合うものと合わないものとがあります。

果実の収穫時期

オリーブの実の収穫時期は9月~12月頃です。

塩漬け用の未熟な実は9月~10月頃、オイル用の完熟した実は12月頃に収穫するなど、実の用途によって適した時期が変わります。

地域や気候、品種による違いもあるため、実の状態をよく観察して収穫してください。

オリーブの植え付けや剪定はプロに任せよう

オリーブは比較的育てやすい木ですが、植え付けの深さを間違えると枯れてしまったり倒れてしまったりします。
また、樹形を整え病害虫から守るために必要な剪定作業も、切り方によってはオリーブを弱らせてしまうおそれがあります。

手間がかかり知識が必要な植え付けや剪定は、経験豊富なプロに任せると安心です。

お庭110番では、お庭全体のデザインを考えたシンボルツリーの植栽や、定期的な剪定のご依頼にも対応しています。

「シンボルツリーにするオリーブはどの品種がいいか迷っている」
「オリーブを育てているけどなかなか実が付かない」
など、オリーブの木に関するお悩みは、お庭110番にご相談ください。

剪定・伐採・草刈りなどお庭のことならお庭110番へ
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