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抜根が初めてでも安心!邪魔な切り株をキレイさっぱり撤去する方法

抜根のことがまるわかり! 必要性・費用・作業手順・業者選びのコツ

「庭づくりをしたいけど、庭に以前伐採した木の切り株が残っている」というときには、「抜根はしないといけないの?」「費用はどれくらいかかるの?」と不安を感じますよね。抜根は日常使う言葉ではないので、必要性や内容をはっきりと理解している人はあまりいないでしょう。

これから理想通りのお庭を作りたいなら、抜根をしておくべきです。抜根でその土地をまっさらな状態にリセットすることで、建物を建てたり舗装をしたりといった庭づくりの可能性が広がるのです。

このコラムでは「そもそも抜根ってなに?」といった基本から、自分で抜根をする方法、費用を抑えるコツまで徹底解説します。このコラムを読めば抜根のすべてがわかり、最小限の費用で切り株を撤去して自分の好きなお庭づくりを始めることができます

抜根は切り株を抜いて土地をリセットする作業

抜根とは、木を伐採したあとに残った切り株を地面から抜き取る作業です。木を完全に撤去するには、伐採だけでなく抜根もする必要があります。

伐採は木の地上部分を切り倒すことなので、伐採をしたあとには切り株が残るからです。

伐採と抜根の違い

伐採と抜根の違いについては以下の記事でも詳しく解説していますので、ご覧ください。

抜根をせずに切り株が残ったままだとその場所を別の用途に使いたいときに邪魔になるだけでなく、地中に太い根が残っていることで将来的に支障が出るおそれがあります。

こんなときには抜根が必要
  • ウッドデッキを設置したい
  • 駐車場にしたい
  • 建物を建てたい
  • コンクリートやタイルで舗装したい
  • 人工芝や砂利を敷きたい
  • 芝生や花壇にしたい
  • 別の木を植えたい

不要な木を取り除くなら伐採だけで十分ですが、木があった場所を活用して庭づくりをしたいなら、抜根が必要なのです。

残された切り株が招く3つのリスク

抜根をしないで切り株を残しておくリスクには、おもに以下の3つが考えられます。

  • 新芽が伸びてくる
  • シロアリが発生する
  • 地盤沈下が起きる

それぞれの原因と問題点を解説します。

新芽が伸びてくる

切り株は脇から芽を出して、新しい枝が伸びてくることがあります。

例えばウッドデッキを建てる場合は地面と床の間には床下の空間があるので、「切り株の上に建ててしまえばいいのでは?」という考えもあるかもしれません。しかし、とくに生命力の強い木は切り株の状態になっても、根が残っていれば地中から養分を吸い上げて生長を続けようとするのです。

切り株から新芽が出れば、いずれデッキの隙間から枝が突き出てしまうこともありえます。

ウドデッキを作ってから伸びた枝や切り株を処理するのは大変なので、あらかじめ抜根をしておきましょう。

シロアリが発生する

枯れたり腐っている木があると、住宅のシロアリ被害につながることがあります。

切り株が生きたままだと新芽が伸びて困るなら、「切り株を枯らせたり腐らせたりすればいいのでは?」という考えもあるでしょう。しかし、シロアリは生きた木よりも死んで腐った木を好むので、枯れたまま放置された切り株にはシロアリが住み着く可能性が高いです。

シロアリが住み着いてる切り株の近くにウッドデッキや床下の柱など木製のものがあれば、それを介して住宅内にシロアリが侵入してくることもあります。住宅に侵入したシロアリは柱や壁などの木部を食害し、多大な損害を与えるのです。

シロアリ被害の心配をしなくて済むように、切り株は残さず撤去しておきましょう。

地盤沈下が起きる

地中に切り株や太い根が残っていると、地面が部分的に沈んでしまう地盤沈下の原因になることがあります。

例えば「地上部を削り取って上から土をかぶせて埋める」といった方法で地中に残された切り株や太い根は、少しずつ分解されて土に還ります。その過程で体積が減り、地中に空洞ができるのです。

地中に空洞があると地面が沈み込んで建物が傾いたり、壁や基礎部分にひび割れができたりといった損害が発生するおそれがあります。

とくに建物や駐車場など負荷の大きな用途に使う場合は、抜根をしたうえで土を補充して地盤を固めておく必要があります。

【参考】植物の根腐れによる沈下 | 西川総合建設(最終閲覧日:2021年10月28日)

「自分で」か「業者に依頼」かは費用を見て決めることが大切

抜根にかかる費用を抑えるために、自分で抜根をしてみようと考える人も多いでしょう。たしかに自分でするほうが費用は抑えられることが多いですが、状況によっては費用がそれほど変わらない場合や、そもそも自分では抜根が難しいときもあります

費用と労力両方の面で最善の方法で抜根ができるように、業者に頼む場合と自分でする場合の費用相場と、自分で抜根ができるかどうかの判断基準を確認しておきましょう。

業者の料金と自分で抜根をする費用の相場は、以下のとおりです。

業者による抜根の料金相場
幹の外周の長さ 1本あたりの作業費
~15cm 7,560円
16~30cm 10,690円
31~45cm 17,140円
46~80cm 28,800円
81cm~ 36,800円

※弊社がランダムに抽出した造園業者5社の公式サイトに提示されている料金の平均です。
※料金に切り株の処分費用は含まれていません

自分で抜根する費用の目安
ショベル 1,604円
剪定ノコギリ 1,942円
ラバー軍手 656円
長靴 1,939円
合計 6,141円

※弊社がランダムに抽出した各10製品の市場価格の平均です。

業者の抜根費用は切り株の状態や樹種、植えられている場所などによって変動する場合もあります。業者の抜根費用についてより詳しくは、以下の記事もご参考ください。

「自分で抜根」するのが安いのは道具がそろっている場合

自分で抜根をしたほうが明らかにお得なのは、以下のような場合です。

  • 必要な道具が手元にある
  • 抜根する本数が多い

新たに道具を購入する必要がなければ、費用はほぼかかりません。また、業者の料金は木の本数や大きさごとに設定されているので、本数が多い場合や切り株が大きい場合には金額の差がより大きくなります。

それに対して、小さな切り株を1本だけ抜根するために多くの道具を新たに購入しなければいけないなら、費用はそれほど変わらない場合があります。

実際にそれぞれの費用相場を比較してみると、業者に頼む場合の最低料金が7,560円に対して自分で抜根をする費用は6,141円です。費用の差は千円ほどしかないことがわかります。

道具を買いそろえてまで自分で抜根をしたほうがお得なのは、抜根する切り株が2本以上の場合と考えましょう。

「業者に依頼」するほうがいいのは特殊な技術が必要な場合

いくら費用が安く済むとしても、抜根自体が自分ではできない状況であればやはり業者に頼らなければいけません。自分でしようとして道具をそろえても、抜根が達成できなければ費用が無駄になってしまいます。

自分で抜根をするのが難しいのは、以下のような状況です。

  • 大きな切り株の抜根
  • 建物のそばにある切り株の抜根
  • 竹など特殊な木の抜根

抜根したい木がいずれかにあてはまっていないか、確認していきましょう。

大きな切り株の抜根

人力では持ち上げられないような大きな切り株は、人力で抜根するのは大変です。

大きな切り株は根も太く、地中に広く張り巡らされています。太い根を切断するのにチェーンソー、切り株を地面から引き抜くのにチェーンブロックなどの特殊な道具を使ったり、ショベルカーのような重機が必要になったりすることもあります。

基本的に、直径10センチメートル(幹の外周の長さ30センチメートル)を超える大きさの切り株の抜根は、人力では難しいことが多いです。その場合は、業者に抜根してもらいましょう。業者は状況に応じて適切な道具や重機を駆使して、大きな切り株でも抜根できます。

【参考】smileガーデン(最終閲覧日:2021年10月28日)

建物のそばにある切り株の抜根

建物や塀、ほかの樹木などのすぐ近くにある切り株を抜根しようとすると、周りのものを破損してしまうおそれがあります。

抜根の作業ではショベルで周辺の地面を掘ったりノコギリで根を切ったり、根を引き抜いたりします。このような作業中に、道具や根が周りにぶつかってしまうのです。そのため、建物などのそばにある切り株の抜根作業には特別な配慮が必要です。

狭い場所などで抜根をしたいなら、業者に相談してみましょう。経験の豊富な業者なら周囲の環境に配慮しながら、安全に抜根をしてくれます

竹など特殊な木の抜根

根の張りが強い性質の樹木は、すべての根を掘り起こして切断するのが困難です。

とくに竹は特殊で、地下茎という根が縦横無尽に広がっています。さらに伸びた先からタケノコを出して生長するため、何本か植わっている竹は地中でつながっているということもあるのです。

また、竹の根は細くて密度が高いため、土と絡み合って地盤を硬くし、ショベルなどで掘るのも大変です。同じように根が強く張る性質の樹木には、ササなどの竹類、シュロやソテツなどのヤシ類があります。

これら特殊な木の抜根は、特殊な道具や重機を扱える業者に任せるのが賢明です。


抜根したい切り株が自分では困難なものかどうか判断ができたいという場合には、一度造園業者などのプロに相談してみるのがおすすめです。プロに現場を見てもらえば、切り株がどのような状態なのかが明確になります

費用をかけないために、現地調査や見積りを無料でおこなっている業者を選びましょう。また、業者に依頼する費用も、できるだけ抑えることはできます。このコラムでは業者に頼む費用を抑えるポイントについても解説していますので、ぜひご覧ください。

また、当サイト【お庭110番】でも、抜根の現地調査と見積を原則無料で承っています(※)。「費用がどれくらいか確認したい」「どんな方法で抜根できるのか相談したい」という場合には、ぜひ一度ご相談ください。

※対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様の了承をいただいた上で、調査費用等をいただく場合がございます。

自分でもできる抜根の方法

自分で抜根をしたほうがお得だと判断したなら、次は「抜根はどうやってすればいいの?」という疑問がわいてきますよね。なんとなく根っこを抜けばいいんだろうというイメージはあっても、実際の作業手順はわからないことが多いでしょう。

抜根の手順はシンプルで、基本的には次の3ステップでできます。

  1. 切り株回りの土を掘る
  2. 露出した根を切る
  3. 切り株を地面から切り離す

ただし、作業は単純ですが抜根の作業には体力と時間が必要です。始めてからくじけないように必要な道具をそろえ、手順をあらかじめ把握しておきましょう。

抜根に必要な道具

抜根をする際には作業ごとに、木の大きさや状況に合わせた工具が必要です。また、スムーズで安全な作業のために身に付ける装備も準備しておきましょう。

切り株回りの土を掘る道具
  • ショベル(剣スコップ)
  • ツルハシ
  • クワ
  • ハンドスコップ
露出した根を切る道具
  • 剪定ノコギリ
  • 剪定バサミ
  • 電動ノコギリ
  • 根切り
切り株を地面から切り離す道具
  • ショベル
  • ツルハシ
  • バール
  • テコ
身に付ける装備
  • ラバー軍手
  • 長靴
  • 作業着など汚れてもよい衣服

とくに剣スコップとも呼ばれる先端がとがっているタイプのショベルは、土を掘るだけでなく根を切ったり切り株を持ち上げたりするのにも使えるのでおすすめです。

シャベル

以下の記事では抜根に使う道具の選び方や費用、使い方について詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

自分で抜根をする手順

抜根の3ステップそれぞれの詳しい作業方法を見ていきましょう。

1.切り株回りの土を掘る

切り株回りの地面に円を描くように、ショベルなどで掘っていきます。幹の直径の倍ほど離れた位置を掘るのがポイントです。幹のすぐ近くは根が太くて、掘ったり根を切ったりするの大変だからです。

掘る位置

掘り進めるうちに根が出てきたら、ハンドスコップなど小さめの道具を使って周りの土を取り除きましょう。根を切断しやすくするためです。

2.露出した根を切る

根をある程度露出させることができたら、剪定ノコギリなどで根を切断していきます。

根を切断すると切り株がグラつき、傾けることができるはずです。切り株を傾けて隙間が大きくなったら、さらに下の土を掘り進め、出てきた根を切断することを繰り返します

3.切り株を地面から切り離す

根を切断していくことで切り株の傾きが大きくなったら、切り株の底にショベルなどを差し込み、テコの原理を使って地面から切り株を持ち上げます。

根の抜き方

地面とつながっている根が残っている場合は、剪定ノコギリなどで切断しましょう。

根の切り方

自力で抜根をする方法については以下の記事でも詳しくご紹介していますので、ご参考ください。

業者に頼む費用を抑えるポイント

業者の抜根費用を抑えるポイントは、依頼の内容と依頼する業者を絞り込むことです。

すべてを業者に任せればそれだけ料金が高くなりますが、自分でできる部分は頼まないようにすれば節約につながります。また、抜根の費用は業者によってまちまちなので、いろいろな業者を比較して厳選することでより低料金で対応している業者を見つけられるのです。

業者の費用を3つご紹介しますので、チェックしてみてください。

処分を自分でする

抜根した切り株の処分を業者に頼まずに自分ですれば、3割程度費用を抑えられることがあります。

多くの業者では、抜根した切り株を引き取って処分してもらう場合には作業費とは別に料金が発生します。処分費は、作業費の3~4割程度が相場です。処分を自分ですれば、場合によっては1万円以上の節約になります。

抜根後の処分費用の相場
幹の外周の長さ 作業費 処分費
~15cm 7,560円 3,720円
16~30cm 10,690円 5,835円
31~45cm 17,140円 15,235円
46~80cm 28,800円 12,960円
81cm~ 36,800円 13,360円

※弊社がランダムに抽出した造園業者5社の公式サイトに提示されている料金の平均です。

可燃ゴミとして自治体のゴミ回収に出せる地域なら、費用はゴミ袋代だけで済みます。粗大ゴミ扱いになる場合でも料金は千円程度であることが多いので、業者に頼むよりはお得です。

相見積りで比較する

相見積りは、複数の業者から見積りを取って料金を比較することです。相見積りをすれば、同じ施工内容でも料金の安い業者を見つけられます。依頼する業者によって、料金は数万円単位で違ってくることもあるのです。

また、抜根料金は切り株の大きさや周辺の状況などによっても変動するので、1社だけの見積りだとその金額が妥当かどうか判断できません。数社の見積りを確認することで、極端に料金が高い業者を選択肢から除外できます。

あまりたくさんの業者に頼むと対応が大変なので、3社程度の業者をピックアップして見積りを依頼しましょう。

見積りが無料の業者を選ぶ

相見積りをするのであれば、見積り料がかからない業者を選びましょう。見積りだけで料金が発生すると、全体の費用が高くなってしまいます

業者のサイトや電話などで、見積りに無料対応しているか確認しておきましょう。

事前に現地調査をしている業者を選ぶ

電話での聞き取りをもとにした概算などでなく、現地を訪問して調査のうえ見積りを作成している業者を選びましょう。

概算のみで見積りを提示している業者に依頼すると、実際の施工が始まってから追加費用が発生するおそれがあります。聞き取りの時点では把握していなかった作業が必要になることもあるからです。

事前に現地調査をしている業者であれば、あとから追加費用が発生することは少ないです。

近くの業者を選ぶ

同じような価格帯であれば、遠くの業者よりも近くの業者を選んだほうが費用は安く済みます。業者の費用には作業費や処分費だけでなく、現場への出張費も含まれるからです。

一定のエリア内なら出張費が発生しない業者も多いので、業者の所在地や対応エリア、どのような場合に出張費が発生するのかも確認して業者を選びましょう。

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できるだけ費用を抑えて業者に抜根を頼みたいけど、「いくつもの業者をチェックするのは面倒」「見積りの対応をしている時間がない」ということもありますよね。そんなときには、当サイト【お庭110番】のサービスがお役に立ちます。

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【費用相場の参考】(最終閲覧日:2021年10月28日)
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