桜の伐採は、落葉後の11月下旬~3月下旬頃におこないましょう。
落葉後は木が休眠状態になり、内部の水分が少なくなるからです。
焼いて処分をする場合は、水分が少ないほうが作業しやすくなります。
今回は桜の伐採時期・方法をわかりやすく解説します。
伐採前のお祓いについても触れているので、気になる方はあわせて読んでみてください。
大きな桜の木の伐採や処分でお困りの際は、お庭110番にお電話ください。
弊社がお客様のお近くの業者をお探しし、ご紹介いたします。
桜に適している伐採時期と伐採方法をまとめます。
桜の伐採に適した時期とは、いつ頃なのでしょうか?伐採は木の所有者が望んでおこなう場合ばかりではありません。桜は落花も落葉も華やかで規模が大きいのが特徴なので、ご近所のクレームなどによってやむを得ず伐採するという場合もあることと思います。
今まで大切にしてきた木を切らなければいけないかもしれない。そんなときにも、伐採の適期や手順がわかれば、少しは安心できるかもしれません。伐採に前向きな方だけでなく、心細く思っている方にもわかりやすく、桜の伐採について説明いたします。
桜の伐採をするならどの時期?
処分を考えると冬が最適
桜の伐採に関して重要なポイントは、桜の木が吸い上げている水分量です。伐採した桜を炭焼きにして処理する場合、木の中にある水分量が少ないほど都合がよいということになります。木の中に水分が少なくなるのは、落葉後の11月下旬~春前の3月下旬くらいです。桜の伐採の際適期は、真冬ということになります。
大つち、小つちの日は避けたほうがいいといういわれも
「氾土」(つち、ぼんど)とは、「選日」といわれる暦のひとつです。この「氾土」には「大つち」「小つち」の2種類があります。「氾土」は、陰陽道において土をつかさどる神「土公人」が土の中で休んでいる期間なので、土を侵してはならないとされる日です。土を侵さないことが重要ということで、建築、土木、農業などは一切を控えるべきとされ、土を動かすと悪い出来事や影響が起きるといわれています。
大つち:庚午(かのえうま)~丙子(ひのえね)の日までの7日
小つち:戌寅(つちのえとら)~甲申(きのえさる)までの7日
大つち、小つちの日は、ほぼ連続してやってきます。この二つの期間の間には1日だけ中日があり、それを「間日(まび)」と呼びます。間日は犯土の禁忌はないとされているので、伐採をふくめた「土」に関する作業はしてもいい日というわけです。昔からのしきたりなので科学的な根拠はないのですが、気になる場合はきちんと暦を守って伐採するのがおすすめです。
桜の伐採方法を紹介!自分でもできる…?
桜の木の伐採方法・手順
自分で木を伐採するためには、必要な道具があります。本当にご自身で作業をする場合は、まずは道具をそろえるところから始めます。
① チェーンソーやノコギリ
② シャベル
③ ロープ
④ ガムテープ・ゴミ袋など
木を切る際はチェーンソーを使いますが、これらを素人が使うのは大変危険です。慎重に正しい方法で使わないとチェーンソー自体が使用者側に戻ってくるという、ときには熟練のプロでさえも死傷する「キックバック」という現象が起こりやすいのです。
死亡事故が起こる可能性もあるので、もしも使うのであればしっかりと使い方を理解して慎重に取り扱わなければなりません。
伐採する方法として、最初は、木を倒す方向を決め、倒したい方向にロープで引っ張っておきます。倒す方向を決めずに作業すると、間違って建物を破損したり、人にあたってけがをさせたりすることもあるため、ロープのくくりつけは必ずおこなってください。
大きい木の場合は、まず、切り倒したい方向とは逆の方向から、地面に近いところに水平に、木の半分強くらいまでチェーンソーの歯を入れます。そのあと、切り倒したい方向から、30度~40度の角度を作るようにして、木に刃を入れ、木の3分の1ほどを切り取ります。このとき、先ほど入れた水平の切込みよりも下の高さに角を作るのがポイントです。
このように切れ込みを入れると、重心が不安定になった木が、自らの重さで、倒れるべき方向に倒れてくれます。
自分で伐採できるのかの判断基準
伐採の時期にもよりますが、桜の重さは相当重いので注意が必要です。直径20~25㎝の桜の木1mぶんの重さは、30~35㎏あるといわれます。1メートルの大きさでそれほどの重さですので、よほど小さなサイズの桜でもなければ、不慣れな人が自分で伐採するのは難しいといえます。
桜の伐採が困難、寒い時期の作業は大変…!お困りのときは業者へ依頼
桜の伐採は、想像以上に困難です。桜は大きな木も多く、そのぶん総重量も相当なものです。また、そのような木を伐採するのに適しているのが極寒の冬ということもあって、自分一人で作業するにはとても過酷だといえます。
大きな木であればあるほど作業は大掛かりになり、チェーンソーなど不慣れな道具を使う必要が発生します。使い方を間違うと命にかかわる可能性も高いので、ちゃんと自分に自信を持てないうちは、自分でおこなう作業は控えた方がよいでしょう。
桜の木は重く、作業は困難になりやすいので、お困りのときは業者に依頼するようにしましょう。お庭110番では、桜の伐採のご依頼をいつでも承っております。伐採に長けた現地スタッフが責任持って作業をおこないますので、安心してご利用ください。
これまで剪定などをおこない大切に手入れしてきた庭木の桜を、ご近所付き合いの関係で伐採しなければならないという場合も、お客様のお気持ちを汲んだ丁寧な伐採をいたしますので、ご安心ください。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
まさか…桜を切ると祟りがあるの?! 桜の伐採前に行うお祓いについて
木を伐採する前にはお祓いをする場合も少なくありませんが、桜の木の場合はとくにその傾向が顕著です。桜の木はしっかりとお祓いをしなければ祟りがあるともいわれ、お祓いを軽んじたために大変なことになったという方もいらっしゃるようです。桜の木の伐採にまつわる噂の根拠と、お祓いの方法についてご紹介いたします。
桜の木を切ると祟りが…?その根拠は何?
古来日本には、木には精霊が宿るという樹木崇拝の精神が根付いています。古い時代から、どのような木でもむやみに傷つけたり、切り倒したりすれば祟りがあると考えられていました。
木の精霊は「木霊(こだま)」と呼ばれ、「やまびこ」のことを「こだま」というのも、人間の声を山の森の精霊が真似して返すと考えられていたからだとされます。山や木々の中に、日本人は神や精霊など神聖なものを感じるという精神性を持っているのです。
その傾向は桜の場合はとくに強いといわれます。桜という名前の由来は、「サ神様」という田の神様の名前に、神の居場所を意味する「御座(みくら)」という言葉の「くら」が結び付いたという説があります。
また、「古事記」「日本書紀」に登場する美しい娘「木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)」の「サクヤ」が語源となったといういわれもあります。桜はさまざまな木々のなかでも、とくに神様との結び付きが深いとされる木なのです。「桜を切ると祟りがある」といわれやすいのも納得できます。
桜の伐採をする前に行うお祓いのやり方
神様が宿るという桜の木の伐採をする前に、お祓いをおこないたいと思う方も多くいらっしゃると思います。お寺や神社の方を招いてお祓いをしてもらうのももちろん結構ですが、お祓いは自分でもできます。方法は地域によって違いますが、形式よりも気に対する感謝の気持ちを大切にしましょう。
自分の土地での桜の伐採前に、お祓いを自分でおこなう際は、一般的には以下の手順になります。
① お神酒を供える
神棚用のお酒をお供えしたり、清酒をグラスやお猪口のような小さな器に入れたりしてお供えする方法があります。お酒を木の周囲に撒いて供養する方法もあります。形式を厳密に守るというよりは、木がそれまで家を見守ってくれたことに感謝をし、礼儀を持って木と向き合うことが大切です。
② 盛り塩をする・塩を撒く
お神酒をお供えした後は、盛り塩をします。木を伐採する前が盛り塩のタイミングです。塩を盛る小皿は、ホームセンターなどで手に入れることができます。直径5センチメートルほどの小皿を使い、霧吹きなどを使って少しずつ水分を含ませながら塩の形を整えて、三角錐に盛ります。
桜の伐採でご不安な点は業者にご相談ください
桜の伐採でご不安な点がある場合は、業者にご相談ください。桜のお祓いなどの面でも、実績のある作業員がお客様の不安に寄り添い、お客様にご安心していただける手順で施工いたします。
お祓いなどの精神的な部分は、全く気にされない方もいらっしゃれば、とても慎重にお考えになるお客様もいらっしゃいます。お庭110番では、それぞれのお客様の気の持ち方に合わせて柔軟に対応してまいります。
お祓いなども丁寧におこなってほしいというお客様も、とにかく早く終わらせてほしいというお客様も、どちらもご安心してご利用いただけます。ぜひ一度ご相談ください。
※1 対応エリア・加盟店・現場状況により、事前にお客様にご確認したうえで調査・見積りに費用をいただく場合がございます。※2 手数料がかかる場合がございます。一部加盟店・エリアによりカードが使えない場合がございます。
桜の伐採を依頼するときに気になるお金のこと。費用の内訳や業者の選び方をご紹介!
桜の伐採を業者に依頼するときには、誰でも費用面が気になることと思います。本章では、桜の伐採を依頼するときに重要になる、費用の内訳や業者の選び方についてご紹介します。桜の伐採の費用を左右するポイントにはどのようなものがあるのか知って、ご自分にぴったりの業者を見つけてみましょう。
桜の伐採でかかる費用の内訳は大きく分けて3つ
桜の伐採費用の内訳には、おもに3つの要素が含まれています。
① 人件費
桜の伐採をおこなうにあたっては、重機を使用したり、ものを運搬したりする際に、人件費が発生します。
② 作業費
木を切り倒すことに発生するお金のことです。木の伐採作業に一律の料金設定を設けている会社も多いのですが、それでは、同じ木で太さや高さ、施工の難易度のバリエーションに対応しづらくなります。
そのため、多くの業者では、「一律の設定料金」×「木の大きさ(高さ)」×「伐採の難易度」という計算方法で作業費を算出しているところも多いです。
③ 重機使用料
重機の使用料は、切り倒した木の運搬に発生します。木の伐採は想像以上に廃棄物がでるので、トラクターや集材機を使用して運搬する必要があるのです。
この3つの点のほかにも、周囲の障害物の有無や、重機の運び込みの難易度によって、オプション費用がかかる場合があります。
桜の伐採をどこに依頼するか迷う!優良業者を選ぶ判断基準
桜の伐採をどの業者に依頼するべきか迷う。そんな方のために、優良業者の見分け方をご紹介します。
① 実績がある
基本的なことにはなりますが、実績が豊富な業者は信用に値すると判断してよいでしょう。伐採は、作業の質が目に見えてわかる業種でもあります。そのため、悪評の立つ業者の評判は落ちやすく、依頼数も減ります。
多くの依頼を引きうけ、多くの満足を得られている業者を探して選ぶと、悪質な業者に当たる可能性が低くなります。業者のホームページなどにある実績数や、口コミなどの評判も参考にしながら選ぶとなおよいでしょう。
② 価格は適切か
適切な価格を設定しているかどうかも、優良業者を探すうえでは大切なことです。伐採の適正な価格といっても、普段から業界について触れていない一般の人には、想像もつかないことも多いと思います。そのため、業者から見積もりを取ることが、適正な価格を知るための第一歩になります。
③ 誠実な雰囲気がある
見積もりやその他の質問など、業者とやり取りをしたときに、こちらの疑問や要望にも丁寧に答えてくれる業者は優良な業者が多いです。逆に、質問への返答が粗雑だったり、見積もりを出すのを拒否したりする業者は、信用するのは注意したほうが良いでしょう。
悪質な業者の場合は、顧客をせかすことで決断を急がせたり、質問をうやむやにしてとにかく契約へと急がせたりしがちです。丁寧に客に歩幅を合わせてくれる業者は、顧客への丁寧さを持つ余裕の裏付けである場合が多いのです。
桜の伐採をできるだけ安くしたいなら…!見積もりが必須
桜の伐採をできるだけ安くしたいのであれば、業者から見積もりを取ることが必要不可欠です。前述のとおり、日常的に業界に触れていない一般の顧客には、伐採業界の相場がわかりません。そのため、悪質な業者から提示された高い金額を相場と思い込んで、つい契約してしまうということも十分あり得ます。
しかし見積もりを取ることで、業者の料金提示を客観的に見ることができます。とくに、数社の見積もりを比較することができれば、だいたいの相場と、見積もりの中での最高値・最安値を知ることができ、より客観的な選択が可能になるのです。
お庭110番では、お客様への明確なお見積もりをはじめ、クリアな明朗会計を採用しております。実際に現場作業員がご依頼の場所まで赴き、現地での詳細なお見積もりをおこないます。
お見積もり確定後は追加料金※が一切発生しないのも安心のポイントです。ご契約が確定する前であれば、お客様はいつでも無料でキャンセルしていただけるので、お見積もり内容にご満足いただけなかった場合の辞退も簡単におこなうことができます。もしも安く桜を伐採したいのであれば、ぜひ一度弊社へお電話ください。
※対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。