ユスラウメの剪定は冬に!美味しい実をならせるコツをお教えします

ユスラウメの剪定は冬に!美味しい実をならせるコツをお教えします

ユスラウメの木の剪定は混み合った枝や葉などを間引く間引き剪定や、古い枝や細い枝を切り落として樹形を整える剪定をおこないましょう。

枝を切りすぎてしまうと木が弱ってしまい、実のつきが悪くなることがあるからです。

当記事を参考に正しい剪定をおこないユスラウメの木を健康的に育てましょう。また、美味しい実をならせるための育て方のコツや、実の収穫時期、活用方法についても解説しますので、合わせてお役立てください。

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目次

ユスラウメの木の剪定時期と方法

ユスラウメの木の剪定は12~3月頃の寒い時期におこないましょう。この時期は落葉期で木が休眠に入るので、剪定による負担を減らすことができるのです。ただし、寒冷地では真冬に剪定をおこなうと小さな枝が枯れてしまうおそれがあるので、暖かくなり始める2~3月頃におこなうことをおすすめします。では、具体的な剪定方法を見ていきましょう。

方法1.間引き剪定

方法1.間引き剪定

ユスラウメの木の剪定では、間引き剪定が基本となります。以下で必要なものと手順を確認しましょう。

〇必要なもの

  • 剪定ばさみ
  • 軍手
  • ゴミ袋

〇手順
間引き剪定では、長く伸びている枝や混み合っている枝を根本から切り落とします。こうすることで日当たりや風通しをよくし、病気や害虫を予防します。また実つきをよくするためにも重要な作業です。

方法2.樹形を整える剪定

枯れた枝や細い枝、根本から伸びているひこばえなど、樹形を乱している枝も根本から切り落としてしまいましょう。この剪定を「整枝」といいます。このような枝を残しておくと見た目が悪くなるだけでなく、木の栄養を吸い取ってしまい実つきも悪くなってしまうので、しっかり剪定することが大切です。

早く美しい剪定はプロにお任せ!

ユスラウメの木の剪定はご紹介したような方法でおこないます。しかし、剪定は慣れていないと時間がかかったりうまく切れずに仕上がりが悪くなってしまったりと案外大変な作業です。また、庭木の剪定は失敗してしまうと元に戻せないので、あまり自信がないという方はプロに依頼してみてはいかがでしょうか。

弊社ではさまざまな剪定業者をご紹介しております。お見積り、現地調査は無料ですので、まずはお気軽にご相談ください。

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美味しい実をならせる育て方のコツ

ユスラウメの木を剪定したあとは、きちんとお手入れをして、実がなるのを待ちましょう。ここでは美味しい実をならせる育て方のコツをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

〇育てる環境
ユスラウメの木の栽培には日当たりがよく乾燥した場所が適しています。

〇水やり
ユスラウメの木は湿度の高い環境が好きではありません。水の与えすぎは根腐れの原因にもなるので、鉢植えの場合は土が完全に乾いてから水やりをしましょう。地植えの場合は自然に降る雨だけで十分なので、とくに水やりは必要ありません。

〇肥料
年に1回、2~3月頃に肥料を与えてあげましょう。ただし、肥料の中に窒素が多いと実つきが悪くなることがあるので、リン酸やカリウムなど必要な栄養がバランスよく入った緩効性肥料がおすすめです。

さらに、以下ではユスラウメの木がかかりやすい病気や害虫について解説します。対処法も解説しますのでぜひご覧ください。

ふくろみ病に要注意!

ふくろみ病に要注意!

ふくろみ病とは、4~5月頃、花が落ちて実が膨らみ始める頃に実が細長く大きく育ってしまう病気です。中身がスカスカで袋状になることから「ふくろみ病」とよばれます。この病気にかかった実は回復せず、放置すると病気の胞子がばらまかれ被害が広がるおそれがあるので、早めにすべて取り除きましょう。

ユスラウメの木を好む害虫

ユスラウメの木を好む害虫は、カイガラムシやハマキムシ、モンクロチャチホコの幼虫(毛虫)などです。カイガラムシはブラシでこすり取って駆除しましょう。ハマキムシやモンクロチャチホコの幼虫は殺虫剤を使って駆除してください。とくにモンクロチャチホコの幼虫は毒毛をもっているので、長袖にゴーグルや軍手を着用して作業するのがよいです。

庭木の不調は早めにプロへ相談を!

庭木の不調は病気や害虫が原因になっていることがほとんどです。そのまま放置していると被害が広がり、木が枯れてしまうこともあるので、異変に気づいたら早めにプロへ相談しましょう。剪定業者をご紹介している弊社では、24時間365日ご相談を承っております。お困りのさいはお気軽にご相談ください。

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ユスラウメの実の収穫時期と活用法

ユスラウメの木は5月頃に実をつけます。このとき実がつきすぎていると感じたら、形がよく健康そうな実を残して、残りは間引いてしまいましょう。これを「摘果」といいます。摘果をすることで残った実に養分が集中するので、より美味しい実を収穫することができますよ。

そして6月上旬頃、実につやが出てきたらいよいよ収穫です。ユスラウメの実は皮が薄いので果肉をつぶさないように注意しましょう。以下ではユスラウメの実の活用法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ユスラウメの実の活用法

ユスラウメの実の活用法

ユスラウメの実の活用法には、果実酒、ジャム、ゼリーなどがあります。ここではジャムの作り方をご紹介しますので、ぜひお試しください。

〇必要なもの

  • ユスラウメの実300g
  • 砂糖100g
  • レモン汁大さじ1

〇作り方

  1. ユスラウメの実を水洗いして水気をきる
  2. 鍋に砂糖と実を入れて中火にかける
  3. 砂糖が焦げないように混ぜながら溶かす
  4. 果汁が出てきたら弱火にする
  5. 5分ほど煮たらザルでこして種を取る
  6. こしたものにレモン汁を加えて弱火にかける
  7. とろみが出てきたら完成

完成したものは保存瓶に入れて冷蔵庫で保管しておきましょう。ほかにもユスラウメにはさまざまな活用法があるので、気になった方はいちど調べてみてはいかがでしょうか。

庭木のことでお困りのさいは、お気軽に弊社までご相談ください。加盟店の中からお客様に最適な業者をご紹介いたします。

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